大自然の驚異に端を発し、時の流れと共に人間の野望や権力の象徴へと変わっていった空想上の生物、‘龍’。
今年はそんな龍をテーマとするため帰国した宗像教授だったが、東亜大学はあいつぐ不祥事による騒動で揺れ、学長の館林も地位を危ぶまれていた。
その館林から、歴史学者でもある彼の著書『飛鳥時代の新研究』を送りつけられた宗像は、奈良県・飛鳥へと向かった。
そこで、飛鳥時代の三つの謎を解明するよう館林から挑戦状をたたき付けられ、宗像はそれに‘龍’を持って答えると宣言し…!
宗像教授伝奇考

大自然の驚異に端を発し、時の流れと共に人間の野望や権力の象徴へと変わっていった空想上の生物、‘龍’。
今年はそんな龍をテーマとするため帰国した宗像教授だったが、東亜大学はあいつぐ不祥事による騒動で揺れ、学長の館林も地位を危ぶまれていた。
その館林から、歴史学者でもある彼の著書『飛鳥時代の新研究』を送りつけられた宗像は、奈良県・飛鳥へと向かった。
そこで、飛鳥時代の三つの謎を解明するよう館林から挑戦状をたたき付けられ、宗像はそれに‘龍’を持って答えると宣言し…!
コメント
宗像教授伝奇考 第7集 (潮漫画文庫)
この伝奇考があって異考録に続くのですが,僕は異考録を先に読んでいましたので順番的には前後しました。
しかし,長くても3話完結なので特に影響なく読みやすいです。
歴史上の通説を覆すような解釈もありますが,投げっ放して終わる感じもあります。
ストーリーとしては,少し強引なので好き嫌いがはっきり分かれるような気がしますが,僕的には面白いです。
引き続き神南火シリーズへ突入したいと思います。
宗像教授伝奇考 第7集 (潮漫画文庫)
なんとなく《鉄の道》の仮説についての終止符が打たれるような形を予想して他ので意外でした。
まあよく考えたらそう簡単に終止符が打てるわけでもないし、これからも宗像教授の研究が続く!
という終わり方でした。
最終話の「蛇神融合」も良かったけど、個人的にはおまけ(宗像教授とは関係ない)の漫画二作が良かった。
「土の女」と「マレビトの仮面」。
こういうの好きです。