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アシュラ

そこは地獄だった。
アシュラを非難した人々も、やがて飢餓の極限で人肉を貪り食うようになっていく……。
平和な時代には人々の心の奥に隠れ、眠り続けていたケダモノがついに目を醒ます!
アシュラの凄惨な行動を通して、ジョージ秋山が問いかける根源的生。
命の重さとは? 生きる価値とは? 漫画史上空前の話題を呼んだ衝撃的傑作、完結!

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  1. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  2. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    作中に描かれるような極限に不条理な環境においても、それでも人は生きてゆかねばならない。
  3. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

     さてさて、2/17のご褒美本は予告通り「アシュラ下巻」。

     この本のテーマは「人肉食」。
    人は極限にあれば人の肉も食べる。
    それは人の本能なのか。
    延々とそれをあまたの登場人物達に問い続ける作品。

     結局私はアシュラの繰り返す「生まれてこない方がよかったのに」という言葉に明確な答えを見付けられず読み終えました。

     生まれてきて良かったなと思うことは多々あります。
    可愛い雑貨を見付けたときにだって感じるし、美味しいものを食べているときにも、好きな人と一緒にいるときにも。
    でもそんな楽しみがあるから生まれてきたというわけではなく。
    生まれてきたからそういう喜びを味わえるわけで。

     私の焦点はどうしても、どうすれば生き残れるのか、どうすればもっと生きられるのか、より良く生きるためにはどうすれば良いのか、に絞られていく。
    生ぬるい所で生きているのかなとも思いますが、これが私の今の正直なところの現実です。
     

  4. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    「グワッギ」とかばっかり言っていた主人公も言葉を覚え(早過ぎ)、自分を慕う少年達が着いてきたりして、父母と再会し、人食いをやめて「ケダモノ」から「人間」デビューへ至るまでの軌跡。

    法師から「人間」であると認められた後、最初にやったことがとても印象深い。

    「食べるため」でない目的で人を殺す。

    これはとても人間的な行為ということだろうか。

  5. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    アシュラが苦悩する場面はいいが、「生まれてこなければよかったのに」
    という感情で一貫し、終わっている。

    物語なんだから、なにかしらの感情や環境の進展を見せて欲しかった。

  6. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    生まれたのは親と言うものがいたからかもしれない、だが、アシュラが生き延びたのはアシュラ自身の生命力の強さであり、アシュラには親の手を借りたと言う事実がない。
    親がきちんと自分を育てようとしてくれていれば、アシュラは阿修羅となって生き延びる必要がなかった。
    愛されないと生まれて来ただけでな人間にはなれないんだなぁ…父親に叫ぶアシュラの「なんで生んだ」言葉は正当なんだよ…。
    アシュラが自分の力で生き延びたからこそ、親を許せ、許さないとお前が辛い、と言う事も言える時が訪れている…アシュラが一人で生き延びた事に対して、誰かが彼に償わずして、アシュラに人間らしく許してやれ、と言うのは酷だ。

    「にくい」と言いながらそれでもアシュラは「強い」が為に苦悩する。
    お前の方に許してやれる権利がある、と言う様に…偽善だ、そんな事を言うだけなら誰にでも言える、と思う先に法師がいる。
    アシュラに解らせる為に、考えさせる為に、法師はアシュラにも解る方法で示す。

    飢えに接した事のない現在社会の人間が如何に色んな事を複雑にして、それによって人間の根本を見失っていると言うのが自分の身に置き替えてもよく解った作品だった。

    あとがきに同作者の『博愛の人』と言う作品があり、ここで終わった本作を掘り下げた作品になっていると言うから、こちらも読んでみたい。

  7. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    地獄みたいな作品だった。
    生まれなければ良かったのにってどんな気持ちなんだろう。
    人間の卑しさ、醜さ、残酷さを一度にぶちまけられたみたいだ。
    そうさせてしまう時代が悪いのかもしれない。
    でも飢えのために人を食らってしまうことこそが哀れさなのかもしれない

    追い詰められた人間は獣になる。
    でもそれでも生きていくのが人間なのかもしれない

  8. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    人間の良くも悪くも人間らしさが描かれた歴史(ではないかもしれない)っぽい漫画。
    着物だったのでおそらく日本的などこかが舞台。
    ファンタジーかもしれないが、それにしてはだいぶ生々しい。

    人食についてから話は始まり、初っ端から展開が凄まじいし主人公アシュラの行いも凄まじいが、描写は意外に淡白?なので、そこまでグロテスクではない…かも?
    アシュラに“人間とは何か”を説く法師やちょいちょい出てくる琵琶法師(?)、何だかんだラストまで登場したアシュラの母など、キャラクターがいい味出してる。

    水木しげる先生の漫画が好きな方は読んでみるといいかも。

    「すごく面白い!
    」っていうよりは「何度か読み返すと深い」と気づかされるお話だった。

  9. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  10. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    『生まれてこなければよかったぎゃあ!
    』 これがキッカケで、狂ったようにジョージ秋山を集め始めましたが、やっぱりこれが1番最高。
     
  11. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    地獄みたいな作品だった。
    生まれなければ良かったのにってどんな気持ちなんだろう。
    人間の卑しさ、醜さ、残酷さを一度にぶちまけられたみたいだ。
    そうさせてしまう時代が悪いのかもしれない。
    でも飢えのために人を食らってしまうことこそが哀れさなのかもしれない

    追い詰められた人間は獣になる。
    でもそれでも生きていくのが人間なのかもしれない

  12. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  13. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    作中に描かれるような極限に不条理な環境においても、それでも人は生きてゆかねばならない。
  14. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

     さてさて、2/17のご褒美本は予告通り「アシュラ下巻」。

     この本のテーマは「人肉食」。
    人は極限にあれば人の肉も食べる。
    それは人の本能なのか。
    延々とそれをあまたの登場人物達に問い続ける作品。

     結局私はアシュラの繰り返す「生まれてこない方がよかったのに」という言葉に明確な答えを見付けられず読み終えました。

     生まれてきて良かったなと思うことは多々あります。
    可愛い雑貨を見付けたときにだって感じるし、美味しいものを食べているときにも、好きな人と一緒にいるときにも。
    でもそんな楽しみがあるから生まれてきたというわけではなく。
    生まれてきたからそういう喜びを味わえるわけで。

     私の焦点はどうしても、どうすれば生き残れるのか、どうすればもっと生きられるのか、より良く生きるためにはどうすれば良いのか、に絞られていく。
    生ぬるい所で生きているのかなとも思いますが、これが私の今の正直なところの現実です。
     

  15. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    『生まれてこなければよかったぎゃあ!
    』 これがキッカケで、狂ったようにジョージ秋山を集め始めましたが、やっぱりこれが1番最高。
     
  16. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    アシュラが苦悩する場面はいいが、「生まれてこなければよかったのに」
    という感情で一貫し、終わっている。

    物語なんだから、なにかしらの感情や環境の進展を見せて欲しかった。

  17. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    「グワッギ」とかばっかり言っていた主人公も言葉を覚え(早過ぎ)、自分を慕う少年達が着いてきたりして、父母と再会し、人食いをやめて「ケダモノ」から「人間」デビューへ至るまでの軌跡。

    法師から「人間」であると認められた後、最初にやったことがとても印象深い。

    「食べるため」でない目的で人を殺す。

    これはとても人間的な行為ということだろうか。

  18. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    人間の良くも悪くも人間らしさが描かれた歴史(ではないかもしれない)っぽい漫画。
    着物だったのでおそらく日本的などこかが舞台。
    ファンタジーかもしれないが、それにしてはだいぶ生々しい。

    人食についてから話は始まり、初っ端から展開が凄まじいし主人公アシュラの行いも凄まじいが、描写は意外に淡白?なので、そこまでグロテスクではない…かも?
    アシュラに“人間とは何か”を説く法師やちょいちょい出てくる琵琶法師(?)、何だかんだラストまで登場したアシュラの母など、キャラクターがいい味出してる。

    水木しげる先生の漫画が好きな方は読んでみるといいかも。

    「すごく面白い!
    」っていうよりは「何度か読み返すと深い」と気づかされるお話だった。

  19. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    生まれたのは親と言うものがいたからかもしれない、だが、アシュラが生き延びたのはアシュラ自身の生命力の強さであり、アシュラには親の手を借りたと言う事実がない。
    親がきちんと自分を育てようとしてくれていれば、アシュラは阿修羅となって生き延びる必要がなかった。
    愛されないと生まれて来ただけでな人間にはなれないんだなぁ…父親に叫ぶアシュラの「なんで生んだ」言葉は正当なんだよ…。
    アシュラが自分の力で生き延びたからこそ、親を許せ、許さないとお前が辛い、と言う事も言える時が訪れている…アシュラが一人で生き延びた事に対して、誰かが彼に償わずして、アシュラに人間らしく許してやれ、と言うのは酷だ。

    「にくい」と言いながらそれでもアシュラは「強い」が為に苦悩する。
    お前の方に許してやれる権利がある、と言う様に…偽善だ、そんな事を言うだけなら誰にでも言える、と思う先に法師がいる。
    アシュラに解らせる為に、考えさせる為に、法師はアシュラにも解る方法で示す。

    飢えに接した事のない現在社会の人間が如何に色んな事を複雑にして、それによって人間の根本を見失っていると言うのが自分の身に置き替えてもよく解った作品だった。

    あとがきに同作者の『博愛の人』と言う作品があり、ここで終わった本作を掘り下げた作品になっていると言うから、こちらも読んでみたい。

  20. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    『生まれてこなければよかったぎゃあ!
    』 これがキッカケで、狂ったようにジョージ秋山を集め始めましたが、やっぱりこれが1番最高。
     
  21. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    生まれたのは親と言うものがいたからかもしれない、だが、アシュラが生き延びたのはアシュラ自身の生命力の強さであり、アシュラには親の手を借りたと言う事実がない。
    親がきちんと自分を育てようとしてくれていれば、アシュラは阿修羅となって生き延びる必要がなかった。
    愛されないと生まれて来ただけでな人間にはなれないんだなぁ…父親に叫ぶアシュラの「なんで生んだ」言葉は正当なんだよ…。
    アシュラが自分の力で生き延びたからこそ、親を許せ、許さないとお前が辛い、と言う事も言える時が訪れている…アシュラが一人で生き延びた事に対して、誰かが彼に償わずして、アシュラに人間らしく許してやれ、と言うのは酷だ。

    「にくい」と言いながらそれでもアシュラは「強い」が為に苦悩する。
    お前の方に許してやれる権利がある、と言う様に…偽善だ、そんな事を言うだけなら誰にでも言える、と思う先に法師がいる。
    アシュラに解らせる為に、考えさせる為に、法師はアシュラにも解る方法で示す。

    飢えに接した事のない現在社会の人間が如何に色んな事を複雑にして、それによって人間の根本を見失っていると言うのが自分の身に置き替えてもよく解った作品だった。

    あとがきに同作者の『博愛の人』と言う作品があり、ここで終わった本作を掘り下げた作品になっていると言うから、こちらも読んでみたい。

  22. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    アシュラが苦悩する場面はいいが、「生まれてこなければよかったのに」
    という感情で一貫し、終わっている。

    物語なんだから、なにかしらの感情や環境の進展を見せて欲しかった。

  23. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    「グワッギ」とかばっかり言っていた主人公も言葉を覚え(早過ぎ)、自分を慕う少年達が着いてきたりして、父母と再会し、人食いをやめて「ケダモノ」から「人間」デビューへ至るまでの軌跡。

    法師から「人間」であると認められた後、最初にやったことがとても印象深い。

    「食べるため」でない目的で人を殺す。

    これはとても人間的な行為ということだろうか。

  24. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

     さてさて、2/17のご褒美本は予告通り「アシュラ下巻」。

     この本のテーマは「人肉食」。
    人は極限にあれば人の肉も食べる。
    それは人の本能なのか。
    延々とそれをあまたの登場人物達に問い続ける作品。

     結局私はアシュラの繰り返す「生まれてこない方がよかったのに」という言葉に明確な答えを見付けられず読み終えました。

     生まれてきて良かったなと思うことは多々あります。
    可愛い雑貨を見付けたときにだって感じるし、美味しいものを食べているときにも、好きな人と一緒にいるときにも。
    でもそんな楽しみがあるから生まれてきたというわけではなく。
    生まれてきたからそういう喜びを味わえるわけで。

     私の焦点はどうしても、どうすれば生き残れるのか、どうすればもっと生きられるのか、より良く生きるためにはどうすれば良いのか、に絞られていく。
    生ぬるい所で生きているのかなとも思いますが、これが私の今の正直なところの現実です。
     

  25. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    人間の良くも悪くも人間らしさが描かれた歴史(ではないかもしれない)っぽい漫画。
    着物だったのでおそらく日本的などこかが舞台。
    ファンタジーかもしれないが、それにしてはだいぶ生々しい。

    人食についてから話は始まり、初っ端から展開が凄まじいし主人公アシュラの行いも凄まじいが、描写は意外に淡白?なので、そこまでグロテスクではない…かも?
    アシュラに“人間とは何か”を説く法師やちょいちょい出てくる琵琶法師(?)、何だかんだラストまで登場したアシュラの母など、キャラクターがいい味出してる。

    水木しげる先生の漫画が好きな方は読んでみるといいかも。

    「すごく面白い!
    」っていうよりは「何度か読み返すと深い」と気づかされるお話だった。

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    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    作中に描かれるような極限に不条理な環境においても、それでも人は生きてゆかねばならない。
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    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    地獄みたいな作品だった。
    生まれなければ良かったのにってどんな気持ちなんだろう。
    人間の卑しさ、醜さ、残酷さを一度にぶちまけられたみたいだ。
    そうさせてしまう時代が悪いのかもしれない。
    でも飢えのために人を食らってしまうことこそが哀れさなのかもしれない

    追い詰められた人間は獣になる。
    でもそれでも生きていくのが人間なのかもしれない

  28. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  29. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  30. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    生まれたのは親と言うものがいたからかもしれない、だが、アシュラが生き延びたのはアシュラ自身の生命力の強さであり、アシュラには親の手を借りたと言う事実がない。
    親がきちんと自分を育てようとしてくれていれば、アシュラは阿修羅となって生き延びる必要がなかった。
    愛されないと生まれて来ただけでな人間にはなれないんだなぁ…父親に叫ぶアシュラの「なんで生んだ」言葉は正当なんだよ…。
    アシュラが自分の力で生き延びたからこそ、親を許せ、許さないとお前が辛い、と言う事も言える時が訪れている…アシュラが一人で生き延びた事に対して、誰かが彼に償わずして、アシュラに人間らしく許してやれ、と言うのは酷だ。

    「にくい」と言いながらそれでもアシュラは「強い」が為に苦悩する。
    お前の方に許してやれる権利がある、と言う様に…偽善だ、そんな事を言うだけなら誰にでも言える、と思う先に法師がいる。
    アシュラに解らせる為に、考えさせる為に、法師はアシュラにも解る方法で示す。

    飢えに接した事のない現在社会の人間が如何に色んな事を複雑にして、それによって人間の根本を見失っていると言うのが自分の身に置き替えてもよく解った作品だった。

    あとがきに同作者の『博愛の人』と言う作品があり、ここで終わった本作を掘り下げた作品になっていると言うから、こちらも読んでみたい。

  31. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    作中に描かれるような極限に不条理な環境においても、それでも人は生きてゆかねばならない。
  32. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    「グワッギ」とかばっかり言っていた主人公も言葉を覚え(早過ぎ)、自分を慕う少年達が着いてきたりして、父母と再会し、人食いをやめて「ケダモノ」から「人間」デビューへ至るまでの軌跡。

    法師から「人間」であると認められた後、最初にやったことがとても印象深い。

    「食べるため」でない目的で人を殺す。

    これはとても人間的な行為ということだろうか。

  33. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    地獄みたいな作品だった。
    生まれなければ良かったのにってどんな気持ちなんだろう。
    人間の卑しさ、醜さ、残酷さを一度にぶちまけられたみたいだ。
    そうさせてしまう時代が悪いのかもしれない。
    でも飢えのために人を食らってしまうことこそが哀れさなのかもしれない

    追い詰められた人間は獣になる。
    でもそれでも生きていくのが人間なのかもしれない

  34. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    アシュラが苦悩する場面はいいが、「生まれてこなければよかったのに」
    という感情で一貫し、終わっている。

    物語なんだから、なにかしらの感情や環境の進展を見せて欲しかった。

  35. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    人間の良くも悪くも人間らしさが描かれた歴史(ではないかもしれない)っぽい漫画。
    着物だったのでおそらく日本的などこかが舞台。
    ファンタジーかもしれないが、それにしてはだいぶ生々しい。

    人食についてから話は始まり、初っ端から展開が凄まじいし主人公アシュラの行いも凄まじいが、描写は意外に淡白?なので、そこまでグロテスクではない…かも?
    アシュラに“人間とは何か”を説く法師やちょいちょい出てくる琵琶法師(?)、何だかんだラストまで登場したアシュラの母など、キャラクターがいい味出してる。

    水木しげる先生の漫画が好きな方は読んでみるといいかも。

    「すごく面白い!
    」っていうよりは「何度か読み返すと深い」と気づかされるお話だった。

  36. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

     さてさて、2/17のご褒美本は予告通り「アシュラ下巻」。

     この本のテーマは「人肉食」。
    人は極限にあれば人の肉も食べる。
    それは人の本能なのか。
    延々とそれをあまたの登場人物達に問い続ける作品。

     結局私はアシュラの繰り返す「生まれてこない方がよかったのに」という言葉に明確な答えを見付けられず読み終えました。

     生まれてきて良かったなと思うことは多々あります。
    可愛い雑貨を見付けたときにだって感じるし、美味しいものを食べているときにも、好きな人と一緒にいるときにも。
    でもそんな楽しみがあるから生まれてきたというわけではなく。
    生まれてきたからそういう喜びを味わえるわけで。

     私の焦点はどうしても、どうすれば生き残れるのか、どうすればもっと生きられるのか、より良く生きるためにはどうすれば良いのか、に絞られていく。
    生ぬるい所で生きているのかなとも思いますが、これが私の今の正直なところの現実です。
     

  37. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    『生まれてこなければよかったぎゃあ!
    』 これがキッカケで、狂ったようにジョージ秋山を集め始めましたが、やっぱりこれが1番最高。
     
  38. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    『生まれてこなければよかったぎゃあ!
    』 これがキッカケで、狂ったようにジョージ秋山を集め始めましたが、やっぱりこれが1番最高。
     
  39. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    作中に描かれるような極限に不条理な環境においても、それでも人は生きてゆかねばならない。
  40. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  41. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    生まれたのは親と言うものがいたからかもしれない、だが、アシュラが生き延びたのはアシュラ自身の生命力の強さであり、アシュラには親の手を借りたと言う事実がない。
    親がきちんと自分を育てようとしてくれていれば、アシュラは阿修羅となって生き延びる必要がなかった。
    愛されないと生まれて来ただけでな人間にはなれないんだなぁ…父親に叫ぶアシュラの「なんで生んだ」言葉は正当なんだよ…。
    アシュラが自分の力で生き延びたからこそ、親を許せ、許さないとお前が辛い、と言う事も言える時が訪れている…アシュラが一人で生き延びた事に対して、誰かが彼に償わずして、アシュラに人間らしく許してやれ、と言うのは酷だ。

    「にくい」と言いながらそれでもアシュラは「強い」が為に苦悩する。
    お前の方に許してやれる権利がある、と言う様に…偽善だ、そんな事を言うだけなら誰にでも言える、と思う先に法師がいる。
    アシュラに解らせる為に、考えさせる為に、法師はアシュラにも解る方法で示す。

    飢えに接した事のない現在社会の人間が如何に色んな事を複雑にして、それによって人間の根本を見失っていると言うのが自分の身に置き替えてもよく解った作品だった。

    あとがきに同作者の『博愛の人』と言う作品があり、ここで終わった本作を掘り下げた作品になっていると言うから、こちらも読んでみたい。

  42. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

     さてさて、2/17のご褒美本は予告通り「アシュラ下巻」。

     この本のテーマは「人肉食」。
    人は極限にあれば人の肉も食べる。
    それは人の本能なのか。
    延々とそれをあまたの登場人物達に問い続ける作品。

     結局私はアシュラの繰り返す「生まれてこない方がよかったのに」という言葉に明確な答えを見付けられず読み終えました。

     生まれてきて良かったなと思うことは多々あります。
    可愛い雑貨を見付けたときにだって感じるし、美味しいものを食べているときにも、好きな人と一緒にいるときにも。
    でもそんな楽しみがあるから生まれてきたというわけではなく。
    生まれてきたからそういう喜びを味わえるわけで。

     私の焦点はどうしても、どうすれば生き残れるのか、どうすればもっと生きられるのか、より良く生きるためにはどうすれば良いのか、に絞られていく。
    生ぬるい所で生きているのかなとも思いますが、これが私の今の正直なところの現実です。
     

  43. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    アシュラが苦悩する場面はいいが、「生まれてこなければよかったのに」
    という感情で一貫し、終わっている。

    物語なんだから、なにかしらの感情や環境の進展を見せて欲しかった。

  44. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    「グワッギ」とかばっかり言っていた主人公も言葉を覚え(早過ぎ)、自分を慕う少年達が着いてきたりして、父母と再会し、人食いをやめて「ケダモノ」から「人間」デビューへ至るまでの軌跡。

    法師から「人間」であると認められた後、最初にやったことがとても印象深い。

    「食べるため」でない目的で人を殺す。

    これはとても人間的な行為ということだろうか。

  45. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    地獄みたいな作品だった。
    生まれなければ良かったのにってどんな気持ちなんだろう。
    人間の卑しさ、醜さ、残酷さを一度にぶちまけられたみたいだ。
    そうさせてしまう時代が悪いのかもしれない。
    でも飢えのために人を食らってしまうことこそが哀れさなのかもしれない

    追い詰められた人間は獣になる。
    でもそれでも生きていくのが人間なのかもしれない

  46. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    人間の良くも悪くも人間らしさが描かれた歴史(ではないかもしれない)っぽい漫画。
    着物だったのでおそらく日本的などこかが舞台。
    ファンタジーかもしれないが、それにしてはだいぶ生々しい。

    人食についてから話は始まり、初っ端から展開が凄まじいし主人公アシュラの行いも凄まじいが、描写は意外に淡白?なので、そこまでグロテスクではない…かも?
    アシュラに“人間とは何か”を説く法師やちょいちょい出てくる琵琶法師(?)、何だかんだラストまで登場したアシュラの母など、キャラクターがいい味出してる。

    水木しげる先生の漫画が好きな方は読んでみるといいかも。

    「すごく面白い!
    」っていうよりは「何度か読み返すと深い」と気づかされるお話だった。

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     さてさて、2/17のご褒美本は予告通り「アシュラ下巻」。

     この本のテーマは「人肉食」。
    人は極限にあれば人の肉も食べる。
    それは人の本能なのか。
    延々とそれをあまたの登場人物達に問い続ける作品。

     結局私はアシュラの繰り返す「生まれてこない方がよかったのに」という言葉に明確な答えを見付けられず読み終えました。

     生まれてきて良かったなと思うことは多々あります。
    可愛い雑貨を見付けたときにだって感じるし、美味しいものを食べているときにも、好きな人と一緒にいるときにも。
    でもそんな楽しみがあるから生まれてきたというわけではなく。
    生まれてきたからそういう喜びを味わえるわけで。

     私の焦点はどうしても、どうすれば生き残れるのか、どうすればもっと生きられるのか、より良く生きるためにはどうすれば良いのか、に絞られていく。
    生ぬるい所で生きているのかなとも思いますが、これが私の今の正直なところの現実です。
     

  48. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    『生まれてこなければよかったぎゃあ!
    』 これがキッカケで、狂ったようにジョージ秋山を集め始めましたが、やっぱりこれが1番最高。
     
  49. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    地獄みたいな作品だった。
    生まれなければ良かったのにってどんな気持ちなんだろう。
    人間の卑しさ、醜さ、残酷さを一度にぶちまけられたみたいだ。
    そうさせてしまう時代が悪いのかもしれない。
    でも飢えのために人を食らってしまうことこそが哀れさなのかもしれない

    追い詰められた人間は獣になる。
    でもそれでも生きていくのが人間なのかもしれない

  50. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    人間の良くも悪くも人間らしさが描かれた歴史(ではないかもしれない)っぽい漫画。
    着物だったのでおそらく日本的などこかが舞台。
    ファンタジーかもしれないが、それにしてはだいぶ生々しい。

    人食についてから話は始まり、初っ端から展開が凄まじいし主人公アシュラの行いも凄まじいが、描写は意外に淡白?なので、そこまでグロテスクではない…かも?
    アシュラに“人間とは何か”を説く法師やちょいちょい出てくる琵琶法師(?)、何だかんだラストまで登場したアシュラの母など、キャラクターがいい味出してる。

    水木しげる先生の漫画が好きな方は読んでみるといいかも。

    「すごく面白い!
    」っていうよりは「何度か読み返すと深い」と気づかされるお話だった。

  51. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    「グワッギ」とかばっかり言っていた主人公も言葉を覚え(早過ぎ)、自分を慕う少年達が着いてきたりして、父母と再会し、人食いをやめて「ケダモノ」から「人間」デビューへ至るまでの軌跡。

    法師から「人間」であると認められた後、最初にやったことがとても印象深い。

    「食べるため」でない目的で人を殺す。

    これはとても人間的な行為ということだろうか。

  52. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    作中に描かれるような極限に不条理な環境においても、それでも人は生きてゆかねばならない。
  53. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    アシュラが苦悩する場面はいいが、「生まれてこなければよかったのに」
    という感情で一貫し、終わっている。

    物語なんだから、なにかしらの感情や環境の進展を見せて欲しかった。

  54. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    生まれたのは親と言うものがいたからかもしれない、だが、アシュラが生き延びたのはアシュラ自身の生命力の強さであり、アシュラには親の手を借りたと言う事実がない。
    親がきちんと自分を育てようとしてくれていれば、アシュラは阿修羅となって生き延びる必要がなかった。
    愛されないと生まれて来ただけでな人間にはなれないんだなぁ…父親に叫ぶアシュラの「なんで生んだ」言葉は正当なんだよ…。
    アシュラが自分の力で生き延びたからこそ、親を許せ、許さないとお前が辛い、と言う事も言える時が訪れている…アシュラが一人で生き延びた事に対して、誰かが彼に償わずして、アシュラに人間らしく許してやれ、と言うのは酷だ。

    「にくい」と言いながらそれでもアシュラは「強い」が為に苦悩する。
    お前の方に許してやれる権利がある、と言う様に…偽善だ、そんな事を言うだけなら誰にでも言える、と思う先に法師がいる。
    アシュラに解らせる為に、考えさせる為に、法師はアシュラにも解る方法で示す。

    飢えに接した事のない現在社会の人間が如何に色んな事を複雑にして、それによって人間の根本を見失っていると言うのが自分の身に置き替えてもよく解った作品だった。

    あとがきに同作者の『博愛の人』と言う作品があり、ここで終わった本作を掘り下げた作品になっていると言うから、こちらも読んでみたい。

  55. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  56. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    アシュラが苦悩する場面はいいが、「生まれてこなければよかったのに」
    という感情で一貫し、終わっている。

    物語なんだから、なにかしらの感情や環境の進展を見せて欲しかった。

  57. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    作中に描かれるような極限に不条理な環境においても、それでも人は生きてゆかねばならない。
  58. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    『生まれてこなければよかったぎゃあ!
    』 これがキッカケで、狂ったようにジョージ秋山を集め始めましたが、やっぱりこれが1番最高。
     
  59. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    人間の良くも悪くも人間らしさが描かれた歴史(ではないかもしれない)っぽい漫画。
    着物だったのでおそらく日本的などこかが舞台。
    ファンタジーかもしれないが、それにしてはだいぶ生々しい。

    人食についてから話は始まり、初っ端から展開が凄まじいし主人公アシュラの行いも凄まじいが、描写は意外に淡白?なので、そこまでグロテスクではない…かも?
    アシュラに“人間とは何か”を説く法師やちょいちょい出てくる琵琶法師(?)、何だかんだラストまで登場したアシュラの母など、キャラクターがいい味出してる。

    水木しげる先生の漫画が好きな方は読んでみるといいかも。

    「すごく面白い!
    」っていうよりは「何度か読み返すと深い」と気づかされるお話だった。

  60. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    地獄みたいな作品だった。
    生まれなければ良かったのにってどんな気持ちなんだろう。
    人間の卑しさ、醜さ、残酷さを一度にぶちまけられたみたいだ。
    そうさせてしまう時代が悪いのかもしれない。
    でも飢えのために人を食らってしまうことこそが哀れさなのかもしれない

    追い詰められた人間は獣になる。
    でもそれでも生きていくのが人間なのかもしれない

  61. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    「グワッギ」とかばっかり言っていた主人公も言葉を覚え(早過ぎ)、自分を慕う少年達が着いてきたりして、父母と再会し、人食いをやめて「ケダモノ」から「人間」デビューへ至るまでの軌跡。

    法師から「人間」であると認められた後、最初にやったことがとても印象深い。

    「食べるため」でない目的で人を殺す。

    これはとても人間的な行為ということだろうか。

  62. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    生まれたのは親と言うものがいたからかもしれない、だが、アシュラが生き延びたのはアシュラ自身の生命力の強さであり、アシュラには親の手を借りたと言う事実がない。
    親がきちんと自分を育てようとしてくれていれば、アシュラは阿修羅となって生き延びる必要がなかった。
    愛されないと生まれて来ただけでな人間にはなれないんだなぁ…父親に叫ぶアシュラの「なんで生んだ」言葉は正当なんだよ…。
    アシュラが自分の力で生き延びたからこそ、親を許せ、許さないとお前が辛い、と言う事も言える時が訪れている…アシュラが一人で生き延びた事に対して、誰かが彼に償わずして、アシュラに人間らしく許してやれ、と言うのは酷だ。

    「にくい」と言いながらそれでもアシュラは「強い」が為に苦悩する。
    お前の方に許してやれる権利がある、と言う様に…偽善だ、そんな事を言うだけなら誰にでも言える、と思う先に法師がいる。
    アシュラに解らせる為に、考えさせる為に、法師はアシュラにも解る方法で示す。

    飢えに接した事のない現在社会の人間が如何に色んな事を複雑にして、それによって人間の根本を見失っていると言うのが自分の身に置き替えてもよく解った作品だった。

    あとがきに同作者の『博愛の人』と言う作品があり、ここで終わった本作を掘り下げた作品になっていると言うから、こちらも読んでみたい。

  63. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

     さてさて、2/17のご褒美本は予告通り「アシュラ下巻」。

     この本のテーマは「人肉食」。
    人は極限にあれば人の肉も食べる。
    それは人の本能なのか。
    延々とそれをあまたの登場人物達に問い続ける作品。

     結局私はアシュラの繰り返す「生まれてこない方がよかったのに」という言葉に明確な答えを見付けられず読み終えました。

     生まれてきて良かったなと思うことは多々あります。
    可愛い雑貨を見付けたときにだって感じるし、美味しいものを食べているときにも、好きな人と一緒にいるときにも。
    でもそんな楽しみがあるから生まれてきたというわけではなく。
    生まれてきたからそういう喜びを味わえるわけで。

     私の焦点はどうしても、どうすれば生き残れるのか、どうすればもっと生きられるのか、より良く生きるためにはどうすれば良いのか、に絞られていく。
    生ぬるい所で生きているのかなとも思いますが、これが私の今の正直なところの現実です。
     

  64. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  65. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    「グワッギ」とかばっかり言っていた主人公も言葉を覚え(早過ぎ)、自分を慕う少年達が着いてきたりして、父母と再会し、人食いをやめて「ケダモノ」から「人間」デビューへ至るまでの軌跡。

    法師から「人間」であると認められた後、最初にやったことがとても印象深い。

    「食べるため」でない目的で人を殺す。

    これはとても人間的な行為ということだろうか。

  66. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    アシュラが苦悩する場面はいいが、「生まれてこなければよかったのに」
    という感情で一貫し、終わっている。

    物語なんだから、なにかしらの感情や環境の進展を見せて欲しかった。

  67. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    作中に描かれるような極限に不条理な環境においても、それでも人は生きてゆかねばならない。
  68. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    地獄みたいな作品だった。
    生まれなければ良かったのにってどんな気持ちなんだろう。
    人間の卑しさ、醜さ、残酷さを一度にぶちまけられたみたいだ。
    そうさせてしまう時代が悪いのかもしれない。
    でも飢えのために人を食らってしまうことこそが哀れさなのかもしれない

    追い詰められた人間は獣になる。
    でもそれでも生きていくのが人間なのかもしれない

  69. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    人間の良くも悪くも人間らしさが描かれた歴史(ではないかもしれない)っぽい漫画。
    着物だったのでおそらく日本的などこかが舞台。
    ファンタジーかもしれないが、それにしてはだいぶ生々しい。

    人食についてから話は始まり、初っ端から展開が凄まじいし主人公アシュラの行いも凄まじいが、描写は意外に淡白?なので、そこまでグロテスクではない…かも?
    アシュラに“人間とは何か”を説く法師やちょいちょい出てくる琵琶法師(?)、何だかんだラストまで登場したアシュラの母など、キャラクターがいい味出してる。

    水木しげる先生の漫画が好きな方は読んでみるといいかも。

    「すごく面白い!
    」っていうよりは「何度か読み返すと深い」と気づかされるお話だった。

  70. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  71. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

     さてさて、2/17のご褒美本は予告通り「アシュラ下巻」。

     この本のテーマは「人肉食」。
    人は極限にあれば人の肉も食べる。
    それは人の本能なのか。
    延々とそれをあまたの登場人物達に問い続ける作品。

     結局私はアシュラの繰り返す「生まれてこない方がよかったのに」という言葉に明確な答えを見付けられず読み終えました。

     生まれてきて良かったなと思うことは多々あります。
    可愛い雑貨を見付けたときにだって感じるし、美味しいものを食べているときにも、好きな人と一緒にいるときにも。
    でもそんな楽しみがあるから生まれてきたというわけではなく。
    生まれてきたからそういう喜びを味わえるわけで。

     私の焦点はどうしても、どうすれば生き残れるのか、どうすればもっと生きられるのか、より良く生きるためにはどうすれば良いのか、に絞られていく。
    生ぬるい所で生きているのかなとも思いますが、これが私の今の正直なところの現実です。
     

  72. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    生まれたのは親と言うものがいたからかもしれない、だが、アシュラが生き延びたのはアシュラ自身の生命力の強さであり、アシュラには親の手を借りたと言う事実がない。
    親がきちんと自分を育てようとしてくれていれば、アシュラは阿修羅となって生き延びる必要がなかった。
    愛されないと生まれて来ただけでな人間にはなれないんだなぁ…父親に叫ぶアシュラの「なんで生んだ」言葉は正当なんだよ…。
    アシュラが自分の力で生き延びたからこそ、親を許せ、許さないとお前が辛い、と言う事も言える時が訪れている…アシュラが一人で生き延びた事に対して、誰かが彼に償わずして、アシュラに人間らしく許してやれ、と言うのは酷だ。

    「にくい」と言いながらそれでもアシュラは「強い」が為に苦悩する。
    お前の方に許してやれる権利がある、と言う様に…偽善だ、そんな事を言うだけなら誰にでも言える、と思う先に法師がいる。
    アシュラに解らせる為に、考えさせる為に、法師はアシュラにも解る方法で示す。

    飢えに接した事のない現在社会の人間が如何に色んな事を複雑にして、それによって人間の根本を見失っていると言うのが自分の身に置き替えてもよく解った作品だった。

    あとがきに同作者の『博愛の人』と言う作品があり、ここで終わった本作を掘り下げた作品になっていると言うから、こちらも読んでみたい。

  73. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    『生まれてこなければよかったぎゃあ!
    』 これがキッカケで、狂ったようにジョージ秋山を集め始めましたが、やっぱりこれが1番最高。
     
  74. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  75. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

     さてさて、2/17のご褒美本は予告通り「アシュラ下巻」。

     この本のテーマは「人肉食」。
    人は極限にあれば人の肉も食べる。
    それは人の本能なのか。
    延々とそれをあまたの登場人物達に問い続ける作品。

     結局私はアシュラの繰り返す「生まれてこない方がよかったのに」という言葉に明確な答えを見付けられず読み終えました。

     生まれてきて良かったなと思うことは多々あります。
    可愛い雑貨を見付けたときにだって感じるし、美味しいものを食べているときにも、好きな人と一緒にいるときにも。
    でもそんな楽しみがあるから生まれてきたというわけではなく。
    生まれてきたからそういう喜びを味わえるわけで。

     私の焦点はどうしても、どうすれば生き残れるのか、どうすればもっと生きられるのか、より良く生きるためにはどうすれば良いのか、に絞られていく。
    生ぬるい所で生きているのかなとも思いますが、これが私の今の正直なところの現実です。
     

  76. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    生まれたのは親と言うものがいたからかもしれない、だが、アシュラが生き延びたのはアシュラ自身の生命力の強さであり、アシュラには親の手を借りたと言う事実がない。
    親がきちんと自分を育てようとしてくれていれば、アシュラは阿修羅となって生き延びる必要がなかった。
    愛されないと生まれて来ただけでな人間にはなれないんだなぁ…父親に叫ぶアシュラの「なんで生んだ」言葉は正当なんだよ…。
    アシュラが自分の力で生き延びたからこそ、親を許せ、許さないとお前が辛い、と言う事も言える時が訪れている…アシュラが一人で生き延びた事に対して、誰かが彼に償わずして、アシュラに人間らしく許してやれ、と言うのは酷だ。

    「にくい」と言いながらそれでもアシュラは「強い」が為に苦悩する。
    お前の方に許してやれる権利がある、と言う様に…偽善だ、そんな事を言うだけなら誰にでも言える、と思う先に法師がいる。
    アシュラに解らせる為に、考えさせる為に、法師はアシュラにも解る方法で示す。

    飢えに接した事のない現在社会の人間が如何に色んな事を複雑にして、それによって人間の根本を見失っていると言うのが自分の身に置き替えてもよく解った作品だった。

    あとがきに同作者の『博愛の人』と言う作品があり、ここで終わった本作を掘り下げた作品になっていると言うから、こちらも読んでみたい。

  77. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    地獄みたいな作品だった。
    生まれなければ良かったのにってどんな気持ちなんだろう。
    人間の卑しさ、醜さ、残酷さを一度にぶちまけられたみたいだ。
    そうさせてしまう時代が悪いのかもしれない。
    でも飢えのために人を食らってしまうことこそが哀れさなのかもしれない

    追い詰められた人間は獣になる。
    でもそれでも生きていくのが人間なのかもしれない

  78. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    人間の良くも悪くも人間らしさが描かれた歴史(ではないかもしれない)っぽい漫画。
    着物だったのでおそらく日本的などこかが舞台。
    ファンタジーかもしれないが、それにしてはだいぶ生々しい。

    人食についてから話は始まり、初っ端から展開が凄まじいし主人公アシュラの行いも凄まじいが、描写は意外に淡白?なので、そこまでグロテスクではない…かも?
    アシュラに“人間とは何か”を説く法師やちょいちょい出てくる琵琶法師(?)、何だかんだラストまで登場したアシュラの母など、キャラクターがいい味出してる。

    水木しげる先生の漫画が好きな方は読んでみるといいかも。

    「すごく面白い!
    」っていうよりは「何度か読み返すと深い」と気づかされるお話だった。

  79. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    「グワッギ」とかばっかり言っていた主人公も言葉を覚え(早過ぎ)、自分を慕う少年達が着いてきたりして、父母と再会し、人食いをやめて「ケダモノ」から「人間」デビューへ至るまでの軌跡。

    法師から「人間」であると認められた後、最初にやったことがとても印象深い。

    「食べるため」でない目的で人を殺す。

    これはとても人間的な行為ということだろうか。

  80. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    作中に描かれるような極限に不条理な環境においても、それでも人は生きてゆかねばならない。
  81. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    アシュラが苦悩する場面はいいが、「生まれてこなければよかったのに」
    という感情で一貫し、終わっている。

    物語なんだから、なにかしらの感情や環境の進展を見せて欲しかった。

  82. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    『生まれてこなければよかったぎゃあ!
    』 これがキッカケで、狂ったようにジョージ秋山を集め始めましたが、やっぱりこれが1番最高。
     
  83. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    地獄みたいな作品だった。
    生まれなければ良かったのにってどんな気持ちなんだろう。
    人間の卑しさ、醜さ、残酷さを一度にぶちまけられたみたいだ。
    そうさせてしまう時代が悪いのかもしれない。
    でも飢えのために人を食らってしまうことこそが哀れさなのかもしれない

    追い詰められた人間は獣になる。
    でもそれでも生きていくのが人間なのかもしれない

  84. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    『生まれてこなければよかったぎゃあ!
    』 これがキッカケで、狂ったようにジョージ秋山を集め始めましたが、やっぱりこれが1番最高。
     
  85. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    「グワッギ」とかばっかり言っていた主人公も言葉を覚え(早過ぎ)、自分を慕う少年達が着いてきたりして、父母と再会し、人食いをやめて「ケダモノ」から「人間」デビューへ至るまでの軌跡。

    法師から「人間」であると認められた後、最初にやったことがとても印象深い。

    「食べるため」でない目的で人を殺す。

    これはとても人間的な行為ということだろうか。

  86. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  87. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    生まれたのは親と言うものがいたからかもしれない、だが、アシュラが生き延びたのはアシュラ自身の生命力の強さであり、アシュラには親の手を借りたと言う事実がない。
    親がきちんと自分を育てようとしてくれていれば、アシュラは阿修羅となって生き延びる必要がなかった。
    愛されないと生まれて来ただけでな人間にはなれないんだなぁ…父親に叫ぶアシュラの「なんで生んだ」言葉は正当なんだよ…。
    アシュラが自分の力で生き延びたからこそ、親を許せ、許さないとお前が辛い、と言う事も言える時が訪れている…アシュラが一人で生き延びた事に対して、誰かが彼に償わずして、アシュラに人間らしく許してやれ、と言うのは酷だ。

    「にくい」と言いながらそれでもアシュラは「強い」が為に苦悩する。
    お前の方に許してやれる権利がある、と言う様に…偽善だ、そんな事を言うだけなら誰にでも言える、と思う先に法師がいる。
    アシュラに解らせる為に、考えさせる為に、法師はアシュラにも解る方法で示す。

    飢えに接した事のない現在社会の人間が如何に色んな事を複雑にして、それによって人間の根本を見失っていると言うのが自分の身に置き替えてもよく解った作品だった。

    あとがきに同作者の『博愛の人』と言う作品があり、ここで終わった本作を掘り下げた作品になっていると言うから、こちらも読んでみたい。

  88. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    アシュラが苦悩する場面はいいが、「生まれてこなければよかったのに」
    という感情で一貫し、終わっている。

    物語なんだから、なにかしらの感情や環境の進展を見せて欲しかった。

  89. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    作中に描かれるような極限に不条理な環境においても、それでも人は生きてゆかねばならない。
  90. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

     さてさて、2/17のご褒美本は予告通り「アシュラ下巻」。

     この本のテーマは「人肉食」。
    人は極限にあれば人の肉も食べる。
    それは人の本能なのか。
    延々とそれをあまたの登場人物達に問い続ける作品。

     結局私はアシュラの繰り返す「生まれてこない方がよかったのに」という言葉に明確な答えを見付けられず読み終えました。

     生まれてきて良かったなと思うことは多々あります。
    可愛い雑貨を見付けたときにだって感じるし、美味しいものを食べているときにも、好きな人と一緒にいるときにも。
    でもそんな楽しみがあるから生まれてきたというわけではなく。
    生まれてきたからそういう喜びを味わえるわけで。

     私の焦点はどうしても、どうすれば生き残れるのか、どうすればもっと生きられるのか、より良く生きるためにはどうすれば良いのか、に絞られていく。
    生ぬるい所で生きているのかなとも思いますが、これが私の今の正直なところの現実です。
     

  91. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    人間の良くも悪くも人間らしさが描かれた歴史(ではないかもしれない)っぽい漫画。
    着物だったのでおそらく日本的などこかが舞台。
    ファンタジーかもしれないが、それにしてはだいぶ生々しい。

    人食についてから話は始まり、初っ端から展開が凄まじいし主人公アシュラの行いも凄まじいが、描写は意外に淡白?なので、そこまでグロテスクではない…かも?
    アシュラに“人間とは何か”を説く法師やちょいちょい出てくる琵琶法師(?)、何だかんだラストまで登場したアシュラの母など、キャラクターがいい味出してる。

    水木しげる先生の漫画が好きな方は読んでみるといいかも。

    「すごく面白い!
    」っていうよりは「何度か読み返すと深い」と気づかされるお話だった。

  92. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    アシュラが苦悩する場面はいいが、「生まれてこなければよかったのに」
    という感情で一貫し、終わっている。

    物語なんだから、なにかしらの感情や環境の進展を見せて欲しかった。

  93. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

     さてさて、2/17のご褒美本は予告通り「アシュラ下巻」。

     この本のテーマは「人肉食」。
    人は極限にあれば人の肉も食べる。
    それは人の本能なのか。
    延々とそれをあまたの登場人物達に問い続ける作品。

     結局私はアシュラの繰り返す「生まれてこない方がよかったのに」という言葉に明確な答えを見付けられず読み終えました。

     生まれてきて良かったなと思うことは多々あります。
    可愛い雑貨を見付けたときにだって感じるし、美味しいものを食べているときにも、好きな人と一緒にいるときにも。
    でもそんな楽しみがあるから生まれてきたというわけではなく。
    生まれてきたからそういう喜びを味わえるわけで。

     私の焦点はどうしても、どうすれば生き残れるのか、どうすればもっと生きられるのか、より良く生きるためにはどうすれば良いのか、に絞られていく。
    生ぬるい所で生きているのかなとも思いますが、これが私の今の正直なところの現実です。
     

  94. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    人間の良くも悪くも人間らしさが描かれた歴史(ではないかもしれない)っぽい漫画。
    着物だったのでおそらく日本的などこかが舞台。
    ファンタジーかもしれないが、それにしてはだいぶ生々しい。

    人食についてから話は始まり、初っ端から展開が凄まじいし主人公アシュラの行いも凄まじいが、描写は意外に淡白?なので、そこまでグロテスクではない…かも?
    アシュラに“人間とは何か”を説く法師やちょいちょい出てくる琵琶法師(?)、何だかんだラストまで登場したアシュラの母など、キャラクターがいい味出してる。

    水木しげる先生の漫画が好きな方は読んでみるといいかも。

    「すごく面白い!
    」っていうよりは「何度か読み返すと深い」と気づかされるお話だった。

  95. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    『生まれてこなければよかったぎゃあ!
    』 これがキッカケで、狂ったようにジョージ秋山を集め始めましたが、やっぱりこれが1番最高。
     
  96. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    地獄みたいな作品だった。
    生まれなければ良かったのにってどんな気持ちなんだろう。
    人間の卑しさ、醜さ、残酷さを一度にぶちまけられたみたいだ。
    そうさせてしまう時代が悪いのかもしれない。
    でも飢えのために人を食らってしまうことこそが哀れさなのかもしれない

    追い詰められた人間は獣になる。
    でもそれでも生きていくのが人間なのかもしれない

  97. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    「グワッギ」とかばっかり言っていた主人公も言葉を覚え(早過ぎ)、自分を慕う少年達が着いてきたりして、父母と再会し、人食いをやめて「ケダモノ」から「人間」デビューへ至るまでの軌跡。

    法師から「人間」であると認められた後、最初にやったことがとても印象深い。

    「食べるため」でない目的で人を殺す。

    これはとても人間的な行為ということだろうか。

  98. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    作中に描かれるような極限に不条理な環境においても、それでも人は生きてゆかねばならない。
  99. user より:
    アシュラ 下 (幻冬舎文庫 し 20-3)

    [漫画] アシュラ:「人間らしさとは何か」を問う傑作
    http://orecen.com/manga/ashura/
  100. user より:
    アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))

    生まれたのは親と言うものがいたからかもしれない、だが、アシュラが生き延びたのはアシュラ自身の生命力の強さであり、アシュラには親の手を借りたと言う事実がない。
    親がきちんと自分を育てようとしてくれていれば、アシュラは阿修羅となって生き延びる必要がなかった。
    愛されないと生まれて来ただけでな人間にはなれないんだなぁ…父親に叫ぶアシュラの「なんで生んだ」言葉は正当なんだよ…。
    アシュラが自分の力で生き延びたからこそ、親を許せ、許さないとお前が辛い、と言う事も言える時が訪れている…アシュラが一人で生き延びた事に対して、誰かが彼に償わずして、アシュラに人間らしく許してやれ、と言うのは酷だ。

    「にくい」と言いながらそれでもアシュラは「強い」が為に苦悩する。
    お前の方に許してやれる権利がある、と言う様に…偽善だ、そんな事を言うだけなら誰にでも言える、と思う先に法師がいる。
    アシュラに解らせる為に、考えさせる為に、法師はアシュラにも解る方法で示す。

    飢えに接した事のない現在社会の人間が如何に色んな事を複雑にして、それによって人間の根本を見失っていると言うのが自分の身に置き替えてもよく解った作品だった。

    あとがきに同作者の『博愛の人』と言う作品があり、ここで終わった本作を掘り下げた作品になっていると言うから、こちらも読んでみたい。