完全版水木しげる伝 水木しげる 2023.08.13 茂の求めていた‘地上の楽園’は何処へ…。『ゲゲゲの鬼太郎』の大ヒットで一躍大人気作家となった茂。やがて時代は昭和から平成へ――。そして、茂は再び、数十年ぶりに思い出の地、南の島を訪れた……。 レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 前半は、戦後から高度成長期の間、収入を得ることが困難で、相当苦労したこと。そして後半は、鬼太郎が売れ出した後の話が描かれている。 戦後の日本は、皆が貧しく腹を空かす時代であった。著者も例外なく、食べ物を求め、右往左往したことが描かれている。 鬼太郎がテレビ放送されてからは、収入も安定したようで、よく海外に行っている。戦時中滞在していたラバウルに行き、現地で亡くなった戦友の供養と当時知り合った原住民との交流など、計十数回行ったようだ。また、戦後の彼は、戦時中とは違う、別の意味で珍し体験をしているようだ。いずれにしても「幸せいっぱいです」と描かれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 下巻は戦後編。漫画家から、兼冒険家へ。 思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。 が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。 あの展覧会はよかったなー。再入門として最適だった。展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。 そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。 個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。 131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー! ヘウレーカ!と来た。 中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。 思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。 らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。 もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。勝手に後追いしちゃう。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) つげ義春がアシスタントだった時代がありました貸本に書いてももうからない日々が長く売れたら書いても書いても各社締め切りがくる一日も休めない日々に見受けられました死に目あったニューギニアを何度も訪れてました戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 「中」を飛ばしてこの下巻へ。漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。日本での生活にも参ってるな、というふうで、妄想だとか海外探訪とかの話ばかりでして、もう自伝というか藤子不二雄Aのギャンブル旅行記みたいな感じですね。独特な効果音は昔から変わらんのですね。大作にしてこの終わり方もまた秀逸でして…。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 水木しげる氏の半生が、自伝的に描かれている。 平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。 忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 昭和36年結婚式~平成3年。巻末、水木しげる詳細年譜装丁裏側「あなたが今、貧乏だからといって落胆しとったらイカン。明日”金霊”が飛んで来るかもわからん。妖怪は、気まぐれですから。」上中下、三冊一気に読みきるのがよろしいかと思う。南方病やトペトロの葬儀のところは特に何度読んでもあきない。妖怪と会ったり、ヘンな像やマスクを買ったり、逐一興奮して鼻から息がフーンとでるのとか、ものすごく共感できて一緒にフーンと鼻息をだしてしまいます。そしてこの食欲にただただ脱帽。なんといっても、戦時自伝にありがちな思想の押し売りが一切無いところがすばらしいと思う。私の世代に妖怪好きが多いのは水木先生の功績であろうと思います。妖怪万歳、大食万歳。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 中巻を飛ばして読んでしまった。境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。 南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 昭和36年結婚式~平成3年。巻末、水木しげる詳細年譜装丁裏側「あなたが今、貧乏だからといって落胆しとったらイカン。明日”金霊”が飛んで来るかもわからん。妖怪は、気まぐれですから。」上中下、三冊一気に読みきるのがよろしいかと思う。南方病やトペトロの葬儀のところは特に何度読んでもあきない。妖怪と会ったり、ヘンな像やマスクを買ったり、逐一興奮して鼻から息がフーンとでるのとか、ものすごく共感できて一緒にフーンと鼻息をだしてしまいます。そしてこの食欲にただただ脱帽。なんといっても、戦時自伝にありがちな思想の押し売りが一切無いところがすばらしいと思う。私の世代に妖怪好きが多いのは水木先生の功績であろうと思います。妖怪万歳、大食万歳。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 前半は、戦後から高度成長期の間、収入を得ることが困難で、相当苦労したこと。そして後半は、鬼太郎が売れ出した後の話が描かれている。 戦後の日本は、皆が貧しく腹を空かす時代であった。著者も例外なく、食べ物を求め、右往左往したことが描かれている。 鬼太郎がテレビ放送されてからは、収入も安定したようで、よく海外に行っている。戦時中滞在していたラバウルに行き、現地で亡くなった戦友の供養と当時知り合った原住民との交流など、計十数回行ったようだ。また、戦後の彼は、戦時中とは違う、別の意味で珍し体験をしているようだ。いずれにしても「幸せいっぱいです」と描かれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 中巻を飛ばして読んでしまった。境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。 南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) つげ義春がアシスタントだった時代がありました貸本に書いてももうからない日々が長く売れたら書いても書いても各社締め切りがくる一日も休めない日々に見受けられました死に目あったニューギニアを何度も訪れてました戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 下巻は戦後編。漫画家から、兼冒険家へ。 思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。 が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。 あの展覧会はよかったなー。再入門として最適だった。展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。 そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。 個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。 131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー! ヘウレーカ!と来た。 中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。 思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。 らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。 もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。勝手に後追いしちゃう。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 水木しげる氏の半生が、自伝的に描かれている。 平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。 忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 「中」を飛ばしてこの下巻へ。漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。日本での生活にも参ってるな、というふうで、妄想だとか海外探訪とかの話ばかりでして、もう自伝というか藤子不二雄Aのギャンブル旅行記みたいな感じですね。独特な効果音は昔から変わらんのですね。大作にしてこの終わり方もまた秀逸でして…。
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完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 「中」を飛ばしてこの下巻へ。漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。日本での生活にも参ってるな、というふうで、妄想だとか海外探訪とかの話ばかりでして、もう自伝というか藤子不二雄Aのギャンブル旅行記みたいな感じですね。独特な効果音は昔から変わらんのですね。大作にしてこの終わり方もまた秀逸でして…。
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完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 前半は、戦後から高度成長期の間、収入を得ることが困難で、相当苦労したこと。そして後半は、鬼太郎が売れ出した後の話が描かれている。 戦後の日本は、皆が貧しく腹を空かす時代であった。著者も例外なく、食べ物を求め、右往左往したことが描かれている。 鬼太郎がテレビ放送されてからは、収入も安定したようで、よく海外に行っている。戦時中滞在していたラバウルに行き、現地で亡くなった戦友の供養と当時知り合った原住民との交流など、計十数回行ったようだ。また、戦後の彼は、戦時中とは違う、別の意味で珍し体験をしているようだ。いずれにしても「幸せいっぱいです」と描かれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 下巻は戦後編。漫画家から、兼冒険家へ。 思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。 が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。 あの展覧会はよかったなー。再入門として最適だった。展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。 そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。 個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。 131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー! ヘウレーカ!と来た。 中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。 思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。 らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。 もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。勝手に後追いしちゃう。
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完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 昭和36年結婚式~平成3年。巻末、水木しげる詳細年譜装丁裏側「あなたが今、貧乏だからといって落胆しとったらイカン。明日”金霊”が飛んで来るかもわからん。妖怪は、気まぐれですから。」上中下、三冊一気に読みきるのがよろしいかと思う。南方病やトペトロの葬儀のところは特に何度読んでもあきない。妖怪と会ったり、ヘンな像やマスクを買ったり、逐一興奮して鼻から息がフーンとでるのとか、ものすごく共感できて一緒にフーンと鼻息をだしてしまいます。そしてこの食欲にただただ脱帽。なんといっても、戦時自伝にありがちな思想の押し売りが一切無いところがすばらしいと思う。私の世代に妖怪好きが多いのは水木先生の功績であろうと思います。妖怪万歳、大食万歳。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 昭和36年結婚式~平成3年。巻末、水木しげる詳細年譜装丁裏側「あなたが今、貧乏だからといって落胆しとったらイカン。明日”金霊”が飛んで来るかもわからん。妖怪は、気まぐれですから。」上中下、三冊一気に読みきるのがよろしいかと思う。南方病やトペトロの葬儀のところは特に何度読んでもあきない。妖怪と会ったり、ヘンな像やマスクを買ったり、逐一興奮して鼻から息がフーンとでるのとか、ものすごく共感できて一緒にフーンと鼻息をだしてしまいます。そしてこの食欲にただただ脱帽。なんといっても、戦時自伝にありがちな思想の押し売りが一切無いところがすばらしいと思う。私の世代に妖怪好きが多いのは水木先生の功績であろうと思います。妖怪万歳、大食万歳。
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完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 水木しげる氏の半生が、自伝的に描かれている。 平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。 忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) つげ義春がアシスタントだった時代がありました貸本に書いてももうからない日々が長く売れたら書いても書いても各社締め切りがくる一日も休めない日々に見受けられました死に目あったニューギニアを何度も訪れてました戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 下巻は戦後編。漫画家から、兼冒険家へ。 思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。 が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。 あの展覧会はよかったなー。再入門として最適だった。展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。 そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。 個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。 131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー! ヘウレーカ!と来た。 中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。 思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。 らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。 もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。勝手に後追いしちゃう。
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完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) つげ義春がアシスタントだった時代がありました貸本に書いてももうからない日々が長く売れたら書いても書いても各社締め切りがくる一日も休めない日々に見受けられました死に目あったニューギニアを何度も訪れてました戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 中巻を飛ばして読んでしまった。境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。 南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
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完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 水木しげる氏の半生が、自伝的に描かれている。 平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。 忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
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完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 前半は、戦後から高度成長期の間、収入を得ることが困難で、相当苦労したこと。そして後半は、鬼太郎が売れ出した後の話が描かれている。 戦後の日本は、皆が貧しく腹を空かす時代であった。著者も例外なく、食べ物を求め、右往左往したことが描かれている。 鬼太郎がテレビ放送されてからは、収入も安定したようで、よく海外に行っている。戦時中滞在していたラバウルに行き、現地で亡くなった戦友の供養と当時知り合った原住民との交流など、計十数回行ったようだ。また、戦後の彼は、戦時中とは違う、別の意味で珍し体験をしているようだ。いずれにしても「幸せいっぱいです」と描かれている。
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完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 水木しげる氏の半生が、自伝的に描かれている。 平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。 忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 中巻を飛ばして読んでしまった。境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。 南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 下巻は戦後編。漫画家から、兼冒険家へ。 思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。 が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。 あの展覧会はよかったなー。再入門として最適だった。展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。 そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。 個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。 131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー! ヘウレーカ!と来た。 中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。 思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。 らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。 もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。勝手に後追いしちゃう。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) つげ義春がアシスタントだった時代がありました貸本に書いてももうからない日々が長く売れたら書いても書いても各社締め切りがくる一日も休めない日々に見受けられました死に目あったニューギニアを何度も訪れてました戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 「中」を飛ばしてこの下巻へ。漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。日本での生活にも参ってるな、というふうで、妄想だとか海外探訪とかの話ばかりでして、もう自伝というか藤子不二雄Aのギャンブル旅行記みたいな感じですね。独特な効果音は昔から変わらんのですね。大作にしてこの終わり方もまた秀逸でして…。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫) 下巻は戦後編。漫画家から、兼冒険家へ。 思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。 が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。 あの展覧会はよかったなー。再入門として最適だった。展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。 そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。 個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。 131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー! ヘウレーカ!と来た。 中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。 思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。 らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。 もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。勝手に後追いしちゃう。
コメント
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
読んでいて、あれっ?と思うと、水木サンの空想の話だったり、現実と空想の区別がつきづらい構成でした。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
そして後半は、鬼太郎が売れ出した後の話が描かれている。
戦後の日本は、皆が貧しく腹を空かす時代であった。
著者も例外なく、食べ物を求め、右往左往したことが描かれている。
鬼太郎がテレビ放送されてからは、収入も安定したようで、よく海外に行っている。
戦時中滞在していたラバウルに行き、現地で亡くなった戦友の供養と当時知り合った原住民との交流など、計十数回行ったようだ。
また、戦後の彼は、戦時中とは違う、別の意味で珍し体験をしているようだ。
いずれにしても「幸せいっぱいです」と描かれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
けっこうハチャメチャのギャグだよなあ。
しみじみと面白い。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家から、兼冒険家へ。
思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。
が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。
あの展覧会はよかったなー。
再入門として最適だった。
展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。
そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。
個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。
131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー!
ヘウレーカ!
と来た。
中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。
思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。
らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。
もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。
勝手に後追いしちゃう。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
貸本に書いてももうからない日々が長く
売れたら書いても書いても各社締め切りがくる
一日も休めない日々に見受けられました
死に目あった
ニューギニアを何度も訪れてました
戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。
日本での生活にも参ってるな、というふうで、妄想だとか海外探訪とかの話ばかりでして、もう自伝というか藤子不二雄Aのギャンブル旅行記みたいな感じですね。
独特な効果音は昔から変わらんのですね。
大作にしてこの終わり方もまた秀逸でして…。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。
忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
巻末、水木しげる詳細年譜
装丁裏側「あなたが今、貧乏だからといって落胆しとったらイカン。
明日”金霊”が飛んで来るかもわからん。
妖怪は、気まぐれですから。
」
上中下、三冊一気に読みきるのがよろしいかと思う。
南方病やトペトロの葬儀のところは特に何度読んでもあきない。
妖怪と会ったり、ヘンな像やマスクを買ったり、逐一興奮して鼻から息がフーンとでるのとか、ものすごく共感できて一緒にフーンと鼻息をだしてしまいます。
そしてこの食欲にただただ脱帽。
なんといっても、戦時自伝にありがちな思想の押し売りが一切無いところがすばらしいと思う。
私の世代に妖怪好きが多いのは水木先生の功績であろうと思います。
妖怪万歳、大食万歳。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。
色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。
南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
巻末、水木しげる詳細年譜
装丁裏側「あなたが今、貧乏だからといって落胆しとったらイカン。
明日”金霊”が飛んで来るかもわからん。
妖怪は、気まぐれですから。
」
上中下、三冊一気に読みきるのがよろしいかと思う。
南方病やトペトロの葬儀のところは特に何度読んでもあきない。
妖怪と会ったり、ヘンな像やマスクを買ったり、逐一興奮して鼻から息がフーンとでるのとか、ものすごく共感できて一緒にフーンと鼻息をだしてしまいます。
そしてこの食欲にただただ脱帽。
なんといっても、戦時自伝にありがちな思想の押し売りが一切無いところがすばらしいと思う。
私の世代に妖怪好きが多いのは水木先生の功績であろうと思います。
妖怪万歳、大食万歳。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
そして後半は、鬼太郎が売れ出した後の話が描かれている。
戦後の日本は、皆が貧しく腹を空かす時代であった。
著者も例外なく、食べ物を求め、右往左往したことが描かれている。
鬼太郎がテレビ放送されてからは、収入も安定したようで、よく海外に行っている。
戦時中滞在していたラバウルに行き、現地で亡くなった戦友の供養と当時知り合った原住民との交流など、計十数回行ったようだ。
また、戦後の彼は、戦時中とは違う、別の意味で珍し体験をしているようだ。
いずれにしても「幸せいっぱいです」と描かれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。
色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。
南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
貸本に書いてももうからない日々が長く
売れたら書いても書いても各社締め切りがくる
一日も休めない日々に見受けられました
死に目あった
ニューギニアを何度も訪れてました
戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
けっこうハチャメチャのギャグだよなあ。
しみじみと面白い。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家から、兼冒険家へ。
思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。
が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。
あの展覧会はよかったなー。
再入門として最適だった。
展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。
そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。
個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。
131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー!
ヘウレーカ!
と来た。
中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。
思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。
らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。
もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。
勝手に後追いしちゃう。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
読んでいて、あれっ?と思うと、水木サンの空想の話だったり、現実と空想の区別がつきづらい構成でした。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。
忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。
日本での生活にも参ってるな、というふうで、妄想だとか海外探訪とかの話ばかりでして、もう自伝というか藤子不二雄Aのギャンブル旅行記みたいな感じですね。
独特な効果音は昔から変わらんのですね。
大作にしてこの終わり方もまた秀逸でして…。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
そして後半は、鬼太郎が売れ出した後の話が描かれている。
戦後の日本は、皆が貧しく腹を空かす時代であった。
著者も例外なく、食べ物を求め、右往左往したことが描かれている。
鬼太郎がテレビ放送されてからは、収入も安定したようで、よく海外に行っている。
戦時中滞在していたラバウルに行き、現地で亡くなった戦友の供養と当時知り合った原住民との交流など、計十数回行ったようだ。
また、戦後の彼は、戦時中とは違う、別の意味で珍し体験をしているようだ。
いずれにしても「幸せいっぱいです」と描かれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。
色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。
南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。
忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。
日本での生活にも参ってるな、というふうで、妄想だとか海外探訪とかの話ばかりでして、もう自伝というか藤子不二雄Aのギャンブル旅行記みたいな感じですね。
独特な効果音は昔から変わらんのですね。
大作にしてこの終わり方もまた秀逸でして…。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
巻末、水木しげる詳細年譜
装丁裏側「あなたが今、貧乏だからといって落胆しとったらイカン。
明日”金霊”が飛んで来るかもわからん。
妖怪は、気まぐれですから。
」
上中下、三冊一気に読みきるのがよろしいかと思う。
南方病やトペトロの葬儀のところは特に何度読んでもあきない。
妖怪と会ったり、ヘンな像やマスクを買ったり、逐一興奮して鼻から息がフーンとでるのとか、ものすごく共感できて一緒にフーンと鼻息をだしてしまいます。
そしてこの食欲にただただ脱帽。
なんといっても、戦時自伝にありがちな思想の押し売りが一切無いところがすばらしいと思う。
私の世代に妖怪好きが多いのは水木先生の功績であろうと思います。
妖怪万歳、大食万歳。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
貸本に書いてももうからない日々が長く
売れたら書いても書いても各社締め切りがくる
一日も休めない日々に見受けられました
死に目あった
ニューギニアを何度も訪れてました
戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
けっこうハチャメチャのギャグだよなあ。
しみじみと面白い。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家から、兼冒険家へ。
思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。
が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。
あの展覧会はよかったなー。
再入門として最適だった。
展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。
そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。
個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。
131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー!
ヘウレーカ!
と来た。
中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。
思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。
らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。
もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。
勝手に後追いしちゃう。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
読んでいて、あれっ?と思うと、水木サンの空想の話だったり、現実と空想の区別がつきづらい構成でした。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
けっこうハチャメチャのギャグだよなあ。
しみじみと面白い。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。
忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。
日本での生活にも参ってるな、というふうで、妄想だとか海外探訪とかの話ばかりでして、もう自伝というか藤子不二雄Aのギャンブル旅行記みたいな感じですね。
独特な効果音は昔から変わらんのですね。
大作にしてこの終わり方もまた秀逸でして…。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。
色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。
南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
そして後半は、鬼太郎が売れ出した後の話が描かれている。
戦後の日本は、皆が貧しく腹を空かす時代であった。
著者も例外なく、食べ物を求め、右往左往したことが描かれている。
鬼太郎がテレビ放送されてからは、収入も安定したようで、よく海外に行っている。
戦時中滞在していたラバウルに行き、現地で亡くなった戦友の供養と当時知り合った原住民との交流など、計十数回行ったようだ。
また、戦後の彼は、戦時中とは違う、別の意味で珍し体験をしているようだ。
いずれにしても「幸せいっぱいです」と描かれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家から、兼冒険家へ。
思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。
が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。
あの展覧会はよかったなー。
再入門として最適だった。
展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。
そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。
個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。
131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー!
ヘウレーカ!
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中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。
思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。
らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。
もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。
勝手に後追いしちゃう。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
貸本に書いてももうからない日々が長く
売れたら書いても書いても各社締め切りがくる
一日も休めない日々に見受けられました
死に目あった
ニューギニアを何度も訪れてました
戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
読んでいて、あれっ?と思うと、水木サンの空想の話だったり、現実と空想の区別がつきづらい構成でした。
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上中下、三冊一気に読みきるのがよろしいかと思う。
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妖怪と会ったり、ヘンな像やマスクを買ったり、逐一興奮して鼻から息がフーンとでるのとか、ものすごく共感できて一緒にフーンと鼻息をだしてしまいます。
そしてこの食欲にただただ脱帽。
なんといっても、戦時自伝にありがちな思想の押し売りが一切無いところがすばらしいと思う。
私の世代に妖怪好きが多いのは水木先生の功績であろうと思います。
妖怪万歳、大食万歳。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
巻末、水木しげる詳細年譜
装丁裏側「あなたが今、貧乏だからといって落胆しとったらイカン。
明日”金霊”が飛んで来るかもわからん。
妖怪は、気まぐれですから。
」
上中下、三冊一気に読みきるのがよろしいかと思う。
南方病やトペトロの葬儀のところは特に何度読んでもあきない。
妖怪と会ったり、ヘンな像やマスクを買ったり、逐一興奮して鼻から息がフーンとでるのとか、ものすごく共感できて一緒にフーンと鼻息をだしてしまいます。
そしてこの食欲にただただ脱帽。
なんといっても、戦時自伝にありがちな思想の押し売りが一切無いところがすばらしいと思う。
私の世代に妖怪好きが多いのは水木先生の功績であろうと思います。
妖怪万歳、大食万歳。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
けっこうハチャメチャのギャグだよなあ。
しみじみと面白い。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
そして後半は、鬼太郎が売れ出した後の話が描かれている。
戦後の日本は、皆が貧しく腹を空かす時代であった。
著者も例外なく、食べ物を求め、右往左往したことが描かれている。
鬼太郎がテレビ放送されてからは、収入も安定したようで、よく海外に行っている。
戦時中滞在していたラバウルに行き、現地で亡くなった戦友の供養と当時知り合った原住民との交流など、計十数回行ったようだ。
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いずれにしても「幸せいっぱいです」と描かれている。
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戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
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漫画家から、兼冒険家へ。
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展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。
そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。
個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。
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ヘウレーカ!
と来た。
中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。
思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。
らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。
もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。
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完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。
日本での生活にも参ってるな、というふうで、妄想だとか海外探訪とかの話ばかりでして、もう自伝というか藤子不二雄Aのギャンブル旅行記みたいな感じですね。
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境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。
色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。
南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
読んでいて、あれっ?と思うと、水木サンの空想の話だったり、現実と空想の区別がつきづらい構成でした。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
そして後半は、鬼太郎が売れ出した後の話が描かれている。
戦後の日本は、皆が貧しく腹を空かす時代であった。
著者も例外なく、食べ物を求め、右往左往したことが描かれている。
鬼太郎がテレビ放送されてからは、収入も安定したようで、よく海外に行っている。
戦時中滞在していたラバウルに行き、現地で亡くなった戦友の供養と当時知り合った原住民との交流など、計十数回行ったようだ。
また、戦後の彼は、戦時中とは違う、別の意味で珍し体験をしているようだ。
いずれにしても「幸せいっぱいです」と描かれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。
忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
読んでいて、あれっ?と思うと、水木サンの空想の話だったり、現実と空想の区別がつきづらい構成でした。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家から、兼冒険家へ。
思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。
が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。
あの展覧会はよかったなー。
再入門として最適だった。
展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。
そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。
個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。
131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー!
ヘウレーカ!
と来た。
中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。
思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。
らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。
もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。
勝手に後追いしちゃう。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。
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独特な効果音は昔から変わらんのですね。
大作にしてこの終わり方もまた秀逸でして…。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
貸本に書いてももうからない日々が長く
売れたら書いても書いても各社締め切りがくる
一日も休めない日々に見受けられました
死に目あった
ニューギニアを何度も訪れてました
戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。
色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。
南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
けっこうハチャメチャのギャグだよなあ。
しみじみと面白い。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
巻末、水木しげる詳細年譜
装丁裏側「あなたが今、貧乏だからといって落胆しとったらイカン。
明日”金霊”が飛んで来るかもわからん。
妖怪は、気まぐれですから。
」
上中下、三冊一気に読みきるのがよろしいかと思う。
南方病やトペトロの葬儀のところは特に何度読んでもあきない。
妖怪と会ったり、ヘンな像やマスクを買ったり、逐一興奮して鼻から息がフーンとでるのとか、ものすごく共感できて一緒にフーンと鼻息をだしてしまいます。
そしてこの食欲にただただ脱帽。
なんといっても、戦時自伝にありがちな思想の押し売りが一切無いところがすばらしいと思う。
私の世代に妖怪好きが多いのは水木先生の功績であろうと思います。
妖怪万歳、大食万歳。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。
忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家から、兼冒険家へ。
思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。
が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。
あの展覧会はよかったなー。
再入門として最適だった。
展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。
そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。
個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。
131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー!
ヘウレーカ!
と来た。
中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。
思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。
らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。
もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。
勝手に後追いしちゃう。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。
色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。
南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
読んでいて、あれっ?と思うと、水木サンの空想の話だったり、現実と空想の区別がつきづらい構成でした。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
けっこうハチャメチャのギャグだよなあ。
しみじみと面白い。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
貸本に書いてももうからない日々が長く
売れたら書いても書いても各社締め切りがくる
一日も休めない日々に見受けられました
死に目あった
ニューギニアを何度も訪れてました
戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
そして後半は、鬼太郎が売れ出した後の話が描かれている。
戦後の日本は、皆が貧しく腹を空かす時代であった。
著者も例外なく、食べ物を求め、右往左往したことが描かれている。
鬼太郎がテレビ放送されてからは、収入も安定したようで、よく海外に行っている。
戦時中滞在していたラバウルに行き、現地で亡くなった戦友の供養と当時知り合った原住民との交流など、計十数回行ったようだ。
また、戦後の彼は、戦時中とは違う、別の意味で珍し体験をしているようだ。
いずれにしても「幸せいっぱいです」と描かれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。
日本での生活にも参ってるな、というふうで、妄想だとか海外探訪とかの話ばかりでして、もう自伝というか藤子不二雄Aのギャンブル旅行記みたいな感じですね。
独特な効果音は昔から変わらんのですね。
大作にしてこの終わり方もまた秀逸でして…。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
巻末、水木しげる詳細年譜
装丁裏側「あなたが今、貧乏だからといって落胆しとったらイカン。
明日”金霊”が飛んで来るかもわからん。
妖怪は、気まぐれですから。
」
上中下、三冊一気に読みきるのがよろしいかと思う。
南方病やトペトロの葬儀のところは特に何度読んでもあきない。
妖怪と会ったり、ヘンな像やマスクを買ったり、逐一興奮して鼻から息がフーンとでるのとか、ものすごく共感できて一緒にフーンと鼻息をだしてしまいます。
そしてこの食欲にただただ脱帽。
なんといっても、戦時自伝にありがちな思想の押し売りが一切無いところがすばらしいと思う。
私の世代に妖怪好きが多いのは水木先生の功績であろうと思います。
妖怪万歳、大食万歳。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。
忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。
色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。
南の島の虜になる気持ち、、分かる、、
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家から、兼冒険家へ。
思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。
が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。
あの展覧会はよかったなー。
再入門として最適だった。
展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。
そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。
個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。
131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー!
ヘウレーカ!
と来た。
中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。
思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。
らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。
もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。
勝手に後追いしちゃう。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
貸本に書いてももうからない日々が長く
売れたら書いても書いても各社締め切りがくる
一日も休めない日々に見受けられました
死に目あった
ニューギニアを何度も訪れてました
戦中より島民と親戚のように付き合ってたから
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家として大成する過程をすっ飛ばし、南の島ばっかですね。
日本での生活にも参ってるな、というふうで、妄想だとか海外探訪とかの話ばかりでして、もう自伝というか藤子不二雄Aのギャンブル旅行記みたいな感じですね。
独特な効果音は昔から変わらんのですね。
大作にしてこの終わり方もまた秀逸でして…。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
けっこうハチャメチャのギャグだよなあ。
しみじみと面白い。
完全版水木しげる伝(下) (講談社漫画文庫)
漫画家から、兼冒険家へ。
思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。
が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。
あの展覧会はよかったなー。
再入門として最適だった。
展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。
そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。
個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。
131ページ、宮軍曹の顔を見て、あー!
ヘウレーカ!
と来た。
中島らも「中島らものたまらん人々」などのエッセイでらもさんがイラストを描いているが、顔の描き方がよく似ているのだ。
思えばらもさんも南方病で、ヒッピーやクスリやサケや別の方面からオバケや精霊に惹かれていた人だった、はず。
らもさんに教えられた澁澤もフランスを経てオリエンタリズムへ、澁澤の敬愛する三島もアジアへ、足穂ももちろん山本五郎左衛門だし、つながっている……そして水木しげるが昭和を貫く柱のごとき存在として、存在する……。
もちろん当人は自分の興味の赴くままだったのだろうけれど。
勝手に後追いしちゃう。