のんのんばあとオレ 水木しげる 2023.08.14 遠い昔…そこに夢の楽園があった―――。 「美和」が売られて行く夜、亡くなった美和のお母さんが美しい火の玉になっておくり出した…。目に見えなくとも何かいる…。著者の原体験を描く感動の少年時代。 レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) @yonda4ゲゲゲの女房で話題の水木しげる氏。 この漫画は水木氏が子供の頃の自伝。 昭和初期の鳥取県境港、妖怪の存在を信じる「のんのんばあ」との生活。 風呂桶を熱心に洗うのんのんばあに、しげーさん(水木氏のあだ名)が「なぜ、そんなに熱心に洗うのか」とたずねると、 「木が腐ると垢がたまって、そこにあかなめっちゅう妖怪がとりつくんだ」 なんともかわいい。妖怪にとりつかれると困るから洗わなくちゃ!本当にとりつかれたら嫌だけど、妖怪いてもいいよな~。 「小豆はかり」としげーさんのお父さんもいい味だしている。 何度も読み返したくなる漫画だ。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) どこからどこまでが、フィクションでノンフィクションなのか不思議なお話作者の水木しげるにとっては全て本当のことなんだろうなぁ、と不思議体験をこんな日常茶飯事は大変だろうけど、妖怪にはやっぱりあってみたいなぁと童心に帰りました
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) 古き良き昭和には妖怪がいてもおかしくはない、今はただ環境破壊が進んで妖怪も生きでけなくなった、とそう思わせる全体の雰囲気が好き。 NHKのドラマが懐かしい最放送し無いかしらん?
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) のんのんばあが妖怪を通して、我々現代日本人に古きよき考え方や慣習を教えてくれます。 いまや「妖怪」が身近に感じられない世の中です。だからこそ、『のんのんばあとオレ』は多くの人の心に残るのでしょう。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) 今より70年以上も昔の昭和6年頃の話。著者は子供の頃、のんのんばあというおばあさんから、この世にいる妖怪の話を聞き、様々な妖怪に出遭う。 のんのんばあの言うことにはなぜか説得力があり、今でも大切だと感じることが多々あります。のんのんばあのような人の前には妖怪が姿を現すのかもしれません。 今でも実は日本には妖怪がいるのかも?
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) 霊感が強く満遍なく優しいが故に貧乏で下積みな「のんのんばあ」 彼女との交流によって生命現象の精神的部分に目覚めて行く「オレ」を 描いた短編集なのだろう 水木しげるの生い立ちの記だと言えるのかもしれない
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) その悲しみは宝物だ。えけ思い出をもらったな。勉強なんか落第しない程度にしたらええ。それよりいまは今でしか作れん財産をいっぱい作ることだ。それがいつか役に立つ時がくるけんなあ。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) 小学校低学年のとき、ハマリに嵌った漫画です。 正直、私は鬼太郎よりもこっちの方が好きでしたし、今もそうです。 のんのんばあがとても魅力ある方で、出てくる妖怪達も然り。当時の私ももちろん妖怪大好きっ子でありましたが、この本に出てくる「べたべたさん」は怖かったもんです(笑)理由は忘れましたが、どうもアノ妖怪だけはニガテでした。今は大好きですがね。 まぁ、この「のんのんばあとオレ」は色んな妖怪が登場するだけでなく、水木しげるという人物がどのように形成されたかとということも良くわかります。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) 水木しげる追悼の意を込めて再読。 昔NHKでドラマをやっていたが、それが面白くて今でも鮮明に覚えている。 境港=鬼太郎ロードで賑わっているが、賑わう通りを一本脇に入ると、ついと鄙びた港町が現れる。あそここそが、しげーさんの故郷なのだと、久しぶりに読んで実感した。 1922年生まれのしげーさんが、12歳くらいの時の話だから、時は1934年とかその頃。この境港でも人身売買がされていたことが驚きだった。神戸の芸者置屋に売られて行く7歳の少女。東京から肺病で療養に来て亡くなっていく女の子。銀行で働く傍ら活動映写機を使って映画館を始めたり、「勉強なんて落第しない程度にやっておいたらええ、今は今でしか財産をいっぱい作ったらええ」と言うへたれだけど素敵なお父さん。 鬼太郎よりももっと現実的な世界だけに、リアルな時代を生きる人を感じられて面白い。 子どもだからってごまかさないで真剣に話してくれるのんのんばあと、しげーさんは十万億土で再会していることだろう。 それにしても、コテコテの境港弁は、鳥取歴弱冠2年の私にはまだまだ到底未知の言葉だでね。 ??????????????????それはなあ千草さんの魂がしげーさんの心に宿ったけん心が重たくなっちょるだがね。 でもしばらくするとその重たさにも慣れるけん。心配はいらんよ。 身体は物を食うて大きくなるけど人の心はなあ いろんな魂が宿るけん 成長するんだよ小さい頃からいろんな物を見たり触ったりしてきちょるだろ石には石の魂があるし 虫には虫の魂があるけんなあそげんさまざまな魂が宿ったけんしげーさんはここまで成長したんですなあでも ときに宿る魂が大きすぎることがあってなあこれから先はもっともっと重たい魂が宿るけんなあでもしげーさんの心もその重たさをもちこたえるぐらいに大きくなって大人になっていくんだでね
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) 人は見えないものに理由をつけたくなる生き物なのかな?そんなことを思いながらも、大人になった今、少し妖怪に会ってみたい。そんな気にさせてくれる本でした。妖怪がいたらもっと人の繋がりを大事にできるのかな。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) 妖怪ファン、水木ファンを自認している私なんだが、実際に彼の作品に触れた機会は、その殆どが幼少期に限定される。それ、ファンちゃうやんって話だけど、好きなもんは好きなんだから、ファンという立場を貫くことにする。そんな、なんちゃってな私は、本作を読むのも今回が初めてだったりする。当然、のんのんばあという存在と、彼女がしげさんに与えた影響も知ってはいたのだが、今回読んでみて、ばあのイメージがだいぶ違っていたことを知った。もっと偏屈なばあを勝手に思い描いていたから、ちょっと意外というか、勝手に違和感を持ってしまった。でも、なるほどしげさんに大きな影響を与えただけはあり、不思議な気配のある、魅力的な女性だった。たまにふと出てくる妖怪たちも、主張し過ぎてなくて良い感じ。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) 水木しげるの少年時代を綴った漫画。エッセイなどでよく出てくるのんのんばあが年は離れていても水木さんの友達のようでおかしい。ガキ大将をめぐる争いがすさまじく、よく死人が出なかったなと思う。水木さんが恋する女の子と常に悲しい別れになるのが切ない。昔は簡単に人が死んでいった。そういう時代に妖怪信仰があったのは自然なことなのだろう。水木さん一家も味わい深い。何度でも読み返したくなる名作。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫) 我が心の師(…って何人おるねん?)、水木大先生の「妖怪人生」のきっかけを作ってくれた「のんのんばあ」とのエピソード満載のコミックス。NHKのドラマにもなったよね。私の大好きな「べとべとさん」も出てきますっ!(笑)
コメント
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
ゲゲゲの女房で話題の水木しげる氏。
この漫画は水木氏が子供の頃の自伝。
昭和初期の鳥取県境港、妖怪の存在を信じる「のんのんばあ」との生活。
風呂桶を熱心に洗うのんのんばあに、しげーさん(水木氏のあだ名)が「なぜ、そんなに熱心に洗うのか」とたずねると、
「木が腐ると垢がたまって、そこにあかなめっちゅう妖怪がとりつくんだ」
なんともかわいい。
妖怪にとりつかれると困るから洗わなくちゃ!
本当にとりつかれたら嫌だけど、妖怪いてもいいよな~。
「小豆はかり」としげーさんのお父さんもいい味だしている。
何度も読み返したくなる漫画だ。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
作者の水木しげるにとっては全て本当のことなんだろうなぁ、と
不思議体験をこんな日常茶飯事は大変だろうけど、妖怪にはやっぱりあってみたいなぁと童心に帰りました
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
男でもこれを見たときは泣いてもいいんだぜ(*´ω`*)
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
NHKのドラマが懐かしい最放送し無いかしらん?
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
目に見えないけどある世界。
ドラマで食べてたドーナツがおいしそうだった。
げげと共に子ども心に人生の酸っぱさを感じていた。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
子供の頃、テレビで観てた。
主題歌が懐かしい。
今となっては泣けてしまう
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
いまや「妖怪」が身近に感じられない世の中です。
だからこそ、『のんのんばあとオレ』は多くの人の心に残るのでしょう。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
著者は子供の頃、のんのんばあというおばあさんから、この世にいる妖怪の話を聞き、様々な妖怪に出遭う。
のんのんばあの言うことにはなぜか説得力があり、今でも大切だと感じることが多々あります。
のんのんばあのような人の前には妖怪が姿を現すのかもしれません。
今でも実は日本には妖怪がいるのかも?
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
のんのんばあの妖怪話は面白いだけじゃなくて、ためになる。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
彼女との交流によって生命現象の精神的部分に目覚めて行く「オレ」を
描いた短編集なのだろう
水木しげるの生い立ちの記だと言えるのかもしれない
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
えけ思い出をもらったな。
勉強なんか落第しない程度にしたらええ。
それよりいまは今でしか作れん財産をいっぱい作ることだ。
それがいつか役に立つ時がくるけんなあ。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
正直、私は鬼太郎よりもこっちの方が好きでしたし、今もそうです。
のんのんばあがとても魅力ある方で、出てくる妖怪達も然り。
当時の私ももちろん妖怪大好きっ子でありましたが、この本に出てくる「べたべたさん」は怖かったもんです(笑)
理由は忘れましたが、どうもアノ妖怪だけはニガテでした。
今は大好きですがね。
まぁ、この「のんのんばあとオレ」は色んな妖怪が登場するだけでなく、水木しげるという人物がどのように形成されたかとということも良くわかります。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
昔NHKでドラマをやっていたが、それが面白くて今でも鮮明に覚えている。
境港=鬼太郎ロードで賑わっているが、賑わう通りを一本脇に入ると、ついと鄙びた港町が現れる。
あそここそが、しげーさんの故郷なのだと、久しぶりに読んで実感した。
1922年生まれのしげーさんが、12歳くらいの時の話だから、時は1934年とかその頃。
この境港でも人身売買がされていたことが驚きだった。
神戸の芸者置屋に売られて行く7歳の少女。
東京から肺病で療養に来て亡くなっていく女の子。
銀行で働く傍ら活動映写機を使って映画館を始めたり、「勉強なんて落第しない程度にやっておいたらええ、今は今でしか財産をいっぱい作ったらええ」と言うへたれだけど素敵なお父さん。
鬼太郎よりももっと現実的な世界だけに、リアルな時代を生きる人を感じられて面白い。
子どもだからってごまかさないで真剣に話してくれるのんのんばあと、しげーさんは十万億土で再会していることだろう。
それにしても、コテコテの境港弁は、鳥取歴弱冠2年の私にはまだまだ到底未知の言葉だでね。
??????????????????
それはなあ
千草さんの魂がしげーさんの心に宿ったけん心が重たくなっちょるだがね。
でもしばらくするとその重たさにも慣れるけん。
心配はいらんよ。
身体は物を食うて大きくなるけど
人の心はなあ いろんな魂が宿るけん 成長するんだよ
小さい頃からいろんな物を見たり触ったりしてきちょるだろ
石には石の魂があるし 虫には虫の魂があるけんなあ
そげんさまざまな魂が宿ったけんしげーさんはここまで成長したんですなあ
でも ときに宿る魂が大きすぎることがあってなあ
これから先はもっともっと重たい魂が宿るけんなあ
でもしげーさんの心もその重たさをもちこたえるぐらいに大きくなって
大人になっていくんだでね
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
そんな気にさせてくれる本でした。
妖怪がいたらもっと人の繋がりを大事にできるのかな。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
それ、ファンちゃうやんって話だけど、好きなもんは好きなんだから、ファンという立場を貫くことにする。
そんな、なんちゃってな私は、本作を読むのも今回が初めてだったりする。
当然、のんのんばあという存在と、彼女がしげさんに与えた影響も知ってはいたのだが、今回読んでみて、ばあのイメージがだいぶ違っていたことを知った。
もっと偏屈なばあを勝手に思い描いていたから、ちょっと意外というか、勝手に違和感を持ってしまった。
でも、なるほどしげさんに大きな影響を与えただけはあり、不思議な気配のある、魅力的な女性だった。
たまにふと出てくる妖怪たちも、主張し過ぎてなくて良い感じ。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
NHKドラマ銀河からの大好きな作品。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
エッセイなどでよく出てくるのんのんばあが年は離れていても水木さんの友達のようでおかしい。
ガキ大将をめぐる争いがすさまじく、よく死人が出なかったなと思う。
水木さんが恋する女の子と常に悲しい別れになるのが切ない。
昔は簡単に人が死んでいった。
そういう時代に妖怪信仰があったのは自然なことなのだろう。
水木さん一家も味わい深い。
何度でも読み返したくなる名作。
のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)
NHKのドラマにもなったよね。
私の大好きな「べとべとさん」も出てきますっ!
(笑)