【無料試し読み閲覧期間2023/12/22〜2024/01/04】炎尾燃は、例によって追い詰められていた。
小さなカット、カットとコメント、単行本の表紙、そしてレギュラーの連載。
なんでもかんでも調子よく引き受けてしまったため、時間がなくなり、何一つ締切りに間に合っていないのだ。
そこで燃は『月刊シャイニング』の編集部に電話をかけた。
締切りを少し遅らせてもらうためである。
雑誌の発売日から逆算して、実際の締切りはまだ先。
そう考えた燃は、この申し出も受け入れられるものと考えていた。
だが答えは「NO!
」。
しかも編集部から、仮面を付けた鬼の編集者・星紅が直接やって来たのだ。
炎尾燃、絶体絶命のピンチ!
果して作品は予定通り仕上がるのか…!
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