SF短編、全作品収録の決定版が登場!
2023年、TVドラマ化を機に、藤子・F・不二雄のSF短編シリーズ全110作品+αを単行本全10巻に再編集し、装いも新たに刊行!
「異色SF」シリーズ6冊(第1〜6巻)と「少年SF」シリーズ4冊(第7〜10巻)に分け、それぞれ概ね発表順に収録します。
第1巻の収録作品は以下の通りです。
<第1巻収録作品(異色SF短編)>・「ミノタウロスの皿」・「カイケツ小池さん」・「ドジ田ドジ郎の幸運」・「ボノム=底ぬけさん=」・「じじぬき」・「ヒョンヒョロ」・「自分会議」・「わが子・スーパーマン」・「気楽に殺ろうよ」・「換身」・「アチタが見える」・藤子・F・不二雄「あとがきにかえて」*過去に刊行された、既存の『藤子・F・不二雄 SF短編PERFECT版』全8巻とは作品の収録順と巻立てが異なります。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス 1 ミノタウロスの皿

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藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
」
と言われたらすぐに私は反論できないので、いま一度生きる意味を考える必要があると感じた。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
僕の知っている藤子・F・不二雄さんとは違う二面生をみました。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
どれを買うか
基本中の基本として押さえておきたい
当時のコミックに漏れがあるようなので全巻揃えるつもり
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
幼少期にみたテレビアニメやコロコロコミックくらいでしか作品を知らない自分にとって、藤子不二雄といえば”安心して読めるマンガ・観られるアニメ”のイメージがまずあって、それとは別にA先生は「笑ゥせぇるすまん」を描いているけど、F先生は子ども向けのファンタジーを描き続けている。
ずっとそんなイメージを勝手に抱いていたので、たまたま観たNHKのドラマで作品を知って衝撃を受け、その勢いのまま買って読んでさらに衝撃を受けました。
落語っぽいオチが多いのが印象的。
続刊も読みたいです。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
」
と言われたらすぐに私は反論できないので、いま一度生きる意味を考える必要があると感じた。
どれを買うか
基本中の基本として押さえておきたい
当時のコミックに漏れがあるようなので全巻揃えるつもり
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
僕の知っている藤子・F・不二雄さんとは違う二面生をみました。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
幼少期にみたテレビアニメやコロコロコミックくらいでしか作品を知らない自分にとって、藤子不二雄といえば”安心して読めるマンガ・観られるアニメ”のイメージがまずあって、それとは別にA先生は「笑ゥせぇるすまん」を描いているけど、F先生は子ども向けのファンタジーを描き続けている。
ずっとそんなイメージを勝手に抱いていたので、たまたま観たNHKのドラマで作品を知って衝撃を受け、その勢いのまま買って読んでさらに衝撃を受けました。
落語っぽいオチが多いのが印象的。
続刊も読みたいです。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
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「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
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藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
幼少期にみたテレビアニメやコロコロコミックくらいでしか作品を知らない自分にとって、藤子不二雄といえば”安心して読めるマンガ・観られるアニメ”のイメージがまずあって、それとは別にA先生は「笑ゥせぇるすまん」を描いているけど、F先生は子ども向けのファンタジーを描き続けている。
ずっとそんなイメージを勝手に抱いていたので、たまたま観たNHKのドラマで作品を知って衝撃を受け、その勢いのまま買って読んでさらに衝撃を受けました。
落語っぽいオチが多いのが印象的。
続刊も読みたいです。
どれを買うか
基本中の基本として押さえておきたい
当時のコミックに漏れがあるようなので全巻揃えるつもり
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
僕の知っている藤子・F・不二雄さんとは違う二面生をみました。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
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「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
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こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
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あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
」
と言われたらすぐに私は反論できないので、いま一度生きる意味を考える必要があると感じた。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
僕の知っている藤子・F・不二雄さんとは違う二面生をみました。
どれを買うか
基本中の基本として押さえておきたい
当時のコミックに漏れがあるようなので全巻揃えるつもり
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
幼少期にみたテレビアニメやコロコロコミックくらいでしか作品を知らない自分にとって、藤子不二雄といえば”安心して読めるマンガ・観られるアニメ”のイメージがまずあって、それとは別にA先生は「笑ゥせぇるすまん」を描いているけど、F先生は子ども向けのファンタジーを描き続けている。
ずっとそんなイメージを勝手に抱いていたので、たまたま観たNHKのドラマで作品を知って衝撃を受け、その勢いのまま買って読んでさらに衝撃を受けました。
落語っぽいオチが多いのが印象的。
続刊も読みたいです。
どれを買うか
基本中の基本として押さえておきたい
当時のコミックに漏れがあるようなので全巻揃えるつもり
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
幼少期にみたテレビアニメやコロコロコミックくらいでしか作品を知らない自分にとって、藤子不二雄といえば”安心して読めるマンガ・観られるアニメ”のイメージがまずあって、それとは別にA先生は「笑ゥせぇるすまん」を描いているけど、F先生は子ども向けのファンタジーを描き続けている。
ずっとそんなイメージを勝手に抱いていたので、たまたま観たNHKのドラマで作品を知って衝撃を受け、その勢いのまま買って読んでさらに衝撃を受けました。
落語っぽいオチが多いのが印象的。
続刊も読みたいです。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
僕の知っている藤子・F・不二雄さんとは違う二面生をみました。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
」
と言われたらすぐに私は反論できないので、いま一度生きる意味を考える必要があると感じた。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
僕の知っている藤子・F・不二雄さんとは違う二面生をみました。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
幼少期にみたテレビアニメやコロコロコミックくらいでしか作品を知らない自分にとって、藤子不二雄といえば”安心して読めるマンガ・観られるアニメ”のイメージがまずあって、それとは別にA先生は「笑ゥせぇるすまん」を描いているけど、F先生は子ども向けのファンタジーを描き続けている。
ずっとそんなイメージを勝手に抱いていたので、たまたま観たNHKのドラマで作品を知って衝撃を受け、その勢いのまま買って読んでさらに衝撃を受けました。
落語っぽいオチが多いのが印象的。
続刊も読みたいです。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
」
と言われたらすぐに私は反論できないので、いま一度生きる意味を考える必要があると感じた。
どれを買うか
基本中の基本として押さえておきたい
当時のコミックに漏れがあるようなので全巻揃えるつもり
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
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救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
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少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
どれを買うか
基本中の基本として押さえておきたい
当時のコミックに漏れがあるようなので全巻揃えるつもり
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
」
と言われたらすぐに私は反論できないので、いま一度生きる意味を考える必要があると感じた。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
幼少期にみたテレビアニメやコロコロコミックくらいでしか作品を知らない自分にとって、藤子不二雄といえば”安心して読めるマンガ・観られるアニメ”のイメージがまずあって、それとは別にA先生は「笑ゥせぇるすまん」を描いているけど、F先生は子ども向けのファンタジーを描き続けている。
ずっとそんなイメージを勝手に抱いていたので、たまたま観たNHKのドラマで作品を知って衝撃を受け、その勢いのまま買って読んでさらに衝撃を受けました。
落語っぽいオチが多いのが印象的。
続刊も読みたいです。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
僕の知っている藤子・F・不二雄さんとは違う二面生をみました。
どれを買うか
基本中の基本として押さえておきたい
当時のコミックに漏れがあるようなので全巻揃えるつもり
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
幼少期にみたテレビアニメやコロコロコミックくらいでしか作品を知らない自分にとって、藤子不二雄といえば”安心して読めるマンガ・観られるアニメ”のイメージがまずあって、それとは別にA先生は「笑ゥせぇるすまん」を描いているけど、F先生は子ども向けのファンタジーを描き続けている。
ずっとそんなイメージを勝手に抱いていたので、たまたま観たNHKのドラマで作品を知って衝撃を受け、その勢いのまま買って読んでさらに衝撃を受けました。
落語っぽいオチが多いのが印象的。
続刊も読みたいです。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
」
と言われたらすぐに私は反論できないので、いま一度生きる意味を考える必要があると感じた。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
僕の知っている藤子・F・不二雄さんとは違う二面生をみました。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
どれを買うか
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当時のコミックに漏れがあるようなので全巻揃えるつもり
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
僕の知っている藤子・F・不二雄さんとは違う二面生をみました。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
」
と言われたらすぐに私は反論できないので、いま一度生きる意味を考える必要があると感じた。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
」
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逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
僕の知っている藤子・F・不二雄さんとは違う二面生をみました。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
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FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
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不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
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ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
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どれを買うか
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どれを買うか
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全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
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藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
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藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
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どれを買うか
基本中の基本として押さえておきたい
当時のコミックに漏れがあるようなので全巻揃えるつもり
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
」
と言われたらすぐに私は反論できないので、いま一度生きる意味を考える必要があると感じた。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
子供と一緒に読むには早いわ。
ひっそり書棚に隠してひとりで読みます。
どれを買うか
基本中の基本として押さえておきたい
当時のコミックに漏れがあるようなので全巻揃えるつもり
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。
人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来る予定だった他の人々には何が起きたのか?
不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
それを感ゲルと、恐怖でしかないね、この作品。
ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
大人の汚さに耐えれない感情を持っているとなると幾つだ?中学生ではないと思うんだよな、見た目的に。
小学生高学年?10歳とか?繊細な年頃って、幾つなんだろう。
特に印象深かった2作品でした。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
『カイケツ小池さん』で、『デスノート』にある「名前を書いたら死ぬ」ノートを使っていたことには驚いた。
収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
「ただ死ぬだけなんて・・・・・。
なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。
」
と言われたらすぐに私は反論できないので、いま一度生きる意味を考える必要があると感じた。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
藤子・F・不二雄さんといえば、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンといった子ども向けのファンタジーのイメージが強いですが、この本は違います。
収録作品はどれもハッピーエンドで終わる物語ではなく、最後に心にモヤモヤを残し、そして考えさせられる作品です。
僕の知っている藤子・F・不二雄さんとは違う二面生をみました。
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
逆張りのアイデアや話の長さが適度に簡潔なおかげで、ぼくらの生活の”あたりまえ”についてまで勢い余って想像力をかきたてられてしまう。
惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
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藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
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惹き込まれる、というのはそういうことなのかも
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの
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収録されている短編にハズレがなく、とても素晴らしい作品を読むことができた。
『ミノタウロスの皿』の
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と言われたらすぐに私は反論できないので、いま一度生きる意味を考える必要があると感じた。
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全10巻。
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不幸という言葉では片付けられない事件が裏では起きているのだろう。
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ドジ郎がラッキーと感じた度合いによって、他人への不幸が決まっていると思うので、憧れの女性とのデートで感じた幸福度と引き換えにした不幸が訪れた人たちはどうなってのかな?なんてね。
『HUNTER×HUNTER』のナニカの等価交換ルールに怖さに通じるものがある。
こちらの方が先なので、ひょっとしたら、要素の一つなのかもしないね。
「自分会議」の読後感の悪さ。
ただ悪いからといって、嫌いとかつまらないとかでないのが、面白いところです。
救いはないけども。
そこに裏切られたと感じるから、してやられたという読後感があるから、好印象なのだと思います。
主役である学生と少年が、未来の自分、人間の汚い部分を見せつけてくる自分に嫌悪して、そうならないようにしようね、という風に終わるのかと思っていたので。
嫌悪でなく絶望してしまうとは。
嫌な話なんですよ、でも嫌いではないんです。
少年のような感覚は持ちあわせていないということが自覚しているからかな。
羨ましさなのかなぁ。
潔癖と隣り合わせにある絶望、そこに身を任せてしまう向こう見ずさ。
失ってしまった特権とでもいうのでしょうかね。
あの少年って何歳の設定なんだろうか。
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